認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

高齢母の機転と取り繕い

テルボのドアセンサーからのチェックで
母が夜中に何度も起きているのがわかります。

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二枚目の画像が母部屋に付いているテルボのドアセンサー。振動するたびに私のスマホに状況が届き、夜中の母の動きも把握できます。

午前中はうまくつながらなかったので
夕方の日課アレクサトークで、昨晩の様子を尋ねてみると
まあ、ふつうに記憶にない模様。
当たり前ですね。

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アレクサトークによると、今日はローソンまでお出かけしたら、
帰りがけに母に声をかけてくる人あり。
話の内容から、かつて母の関係していたボランティア団体か、
今も関係している学習団体の方のようですが
「どなたかまったくわからないので、テキトウに話を合わせて」、
さらに5分くらいで
「長く話すとボロが出るので『荷物が重いので失礼します』と切り上げた」
そうです。
もちろんあなたのことは存じ上げていますふうに、お話を続ける母。
機転がきくなあ。取り繕いはばっちりです。

おかげで認知障害を起こしていることは周囲にさほどバレていないようですが、
本人がうまくいったと思うほどはうまくいっていないのも事実。
それでもたくましくひとり暮らししているのはうれしいです。

10分ほどトークして温まってくると、
「昨日の夜はものすごく寒くて何度も起きちゃった」と、つるっと出てきました!

布団の順番をいつもの通りにして、
ヒートコットンケットを肌にあたるようにしたら、ぬくぬくになったそうです。
あたたかくなってよかった。
ひょっこり思い出してくれてよかった。

このヒートコットンケットが、この冬の母の寝床のぬくぬくをキープしてくれました。「綿じゃなきゃイヤ」と言う母も、これなら大丈夫。カタログハウスです。

枕はこちら。

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