7月の帰省時に床の養生を兼ねて
キッチンなどの敷物を変えました。その記録です。
1990年頃に建てられた我が家。建て売りを抽選で購入しています。転勤族で全国を転々とまわった両親にとっては、憧れのマイホーム。がっ、父は1年住んだだけでがんで逝去。残った母は、家の手入れなどにはまったく無頓着。もちろん大切にしたい気持ちはあったと思いますが、床にワックスかけたり、定期的に外壁をケアしたりなどが、アフターケアとして必要などは思ってもみなかったのではないでしょうか、母。まったく手入れなしなのに、今の状況を保つ我が家は、えらいなと思います。私でできることなら、ケアしてあげたいのですが…。
もともと片付けが苦手な母。
めっぽう高い使用頻度に加えて、
キッチンに置いた野菜が腐っ手放置されていたり、生ゴミから漏れた水が浸食したり。
そんなこんなでキッチンの床はかなり傷んでいました。
傷んだカ所を隠すべく、母がキッチンに赤い花柄のロングマットを敷いたのが
2015年くらいのこと。
「えええ、それを敷くの!? 掃除しにくいやん!」と思ったものです。
そしてマットの下に、母は衣類の防虫剤をたんまり仕込みます_| ̄|○
そのロングマットも年季が入ってきたし、
掃除しやすいものにしたかったし、
このたびチェンジすることに。
どうせなら、ほかに2カ所気になるところも、まとめて交換しちゃおう。
ブツは3つとも密林で購入しました。
「【日本製 撥水 消臭 洗える】サンコー キッチンマット ずれない 台所マット」という製品です。
私の望みが全てねじ込んであるネーミングに惹かれます。
順に、キッチンに90×240(センチ)、ダイニングへの通路用 90×180、リビングの入口 60×120
裏面がシールになっており、端が浮き上がらないのがいいです。
裏面に線があってハサミでの裁断もしやすかったです。
思った以上に作業もはかどり、ひとりで夜コツコツやるのも
苦ではありませんでした。おすすめ。
■キッチンbefore&after
カーペット下に実は床下収納庫があります。
介護帰省はじめに、庫内に置いてあった食材が
忘れ去られて害虫の巣窟になっていて、掃除したあとは一切ものを置いていません。
あまりに衝撃な状態だったので。
今回確認したものの、使用には二の足を踏みます。やはり使わないでおこう…。
カビの様子も不穏だな…。
ダイニングの通路は、1カ所、床が浮いているような感じで、大きくきしみます。
以前工務店に相談したときに、
「高齢のお母さんがひとりで住むのだから、大がかりな工事をするよりも、
この幅で板を敷くなどで、重量を分散するほうが経済的でおすすめ」
とアドバイスをいただきました。
敷物は板ではないので重量分散はできませんが、まあいい。
■通路before&after
通路の古い敷物は、玄関マットでした。母がここに持ってきちゃった。最も私は玄関マットも苦手ですので、玄関が少しだけスッキリしたのは大歓迎です。
敷物の幅がちょっぴり大きすぎて、10センチほど切りました。
ハサミでチョキチョキ。切りやすい。
切れ端は、母にリクエストされたので、キッチンで、ちょいと部分使いしてしまいました。撮影し忘れました。
リビング入り口は、もっともよく通る場所で傷みも深刻。
床がめっちゃ浮いていました。ちょっとケガしそう(汗
ボンドなどで貼り付けた上から、なんちゃって絨毯でフォローしていました。
しかし、すべり止めをつけたり、テープをつけたり工夫するも、
四隅が跳ね上がって、躓きそうで危ない!
■リビング入り口before&after
古い敷物の下にはすべり止めも置いていました。
母、喜ぶまいことか。よかった、よかった。
安全、安心でよかったです。
もうひとつ私にとっての副産物が。
敷物が床面と接着しているので簡単に浮き上がらないため
母が敷物下に防虫剤を入れられないという効果がありそうです。
これで台所、息苦しくならないかも!\(^o^)/