高齢ADHD母の遠距離介護記録

89歳独居の母は要介護1。高齢者のADHDと。東京~九州で、遠距離介護しています。私1965生。介護しながら母娘関係をおさらい、修復しています。

「カムカム」オープニングで毎朝泣いています

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NHKの朝ドラを楽しみに見ています。
今は「カムカムエヴリバディ」。

本当は「おかえりモネ」の静寂な世界観にゾッコンで、
ドラマ終了後、間髪入れずに次の作品に移行するのがちょっとつらくて
脱落するかと思いきや、
「カムカム」のオープニングテーマ・映像が流れてくると目が離せなくなりました。

映像の切り絵のノスタルジーが半端ありません。
おかあさんが娘の髪を梳いている絵を見て
自分の幼少期と重ねてしまい、涙腺崩壊。
ああいう母娘のあたり前の朝が、私にもありました。

自転車の練習のところも、やはり重ねてしまいます。
私も、父に教えてもらいました。父はいつでも超スパルタでしたが。
そして、あの歌詞です。

切り絵の映像と見ていると、「私」は
もうすぐ訪れる死を感じている、お母さんに読めてきます。
「君」は子ども。今は距離のある子の幸せを願い続ける母。


私は今、幸いにも母と和解し、
距離は離れているものの頻繁に会うことができています。
心の距離はとても近い。
でももしかして、パラレルワールドのどこかには
相変わらず母娘は仲違いしたままで、
仲違いしたとも気づかず、ただ、「娘が帰らない」とだけ感じて、
「仲よくしたいのにな…」と、
寂しく過ごしているもうひとりの母がいるかもしれないと思うと
涙があふれてきます。胸が痛い。

…って、意味不明ですよね。そんなのここにはいないのに。
私はここにいるのに。
だけどあまりに気の毒で、パラレルワールドの母さんのために泣いちゃう。

今の私は偶然、運がよかっただけで、
そういうつらい選択だってあったかもしれない。
それを思うと、今、このように生きられる幸せを噛みしめて、やっぱり泣けてきちゃう。
今この現実は、決して当たり前じゃないんだよな、と思えてます。

 

ありふれた日々は奇跡そのもので、
どちらかのいのちが尽きる前に、笑いあえるようになってよかった。
これからもちゃんと、ひとつひとつ自覚して、今、このときの選択を重ねよう、と思うのでした。

 

曲のフィナーレに切り絵映像はどんどん画角を引いていきます。
親から娘、その娘へと続く、いのちのバトン。
三代目の娘がみあげると、いや、見下ろすのか? いのちの螺旋のイメージ…
って、考えすぎでしょうかね。

 

曲のタイトルの「アルデバラン」は
牡牛座の星の名前。「あとに続くもの」という意味もあるそうです。

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