バタバタしていたら日課アレクサ呼びかけ時間を過ぎていました。
母からスマホに着信。
スマホで受け答えすると同時に、
「アレクサ、呼びかけ」と手元のEchoShow5に指令を出します。
こうした話し始めはスマホとEchoShowを併用です。
画面がつながるまで少し間があくので
「ごきげんいかがですか」とスマホでしゃべっていると
「あら。今日は画面がつながらない」と母。
やはり母、フクに“電話をしたら”テレビ電話になる
と思っている模様ですw。
昨日気になった風邪の前兆はすっかり解消できていました。
よかったよかった。ひとしきりおしゃべりしたのち、
「それじゃ明日またね」と穏やかに通話を切りました。
20分後にまた母から同じようにスマホに着信がありました。
私が手元のEchoShow5で「アレクサ、呼びかけ」と指令を出し、再び通話。
「どうしました、母さん?」
「あのね、この間の地震がすごく揺れて、おうちと一緒に死ぬのかなと思ったくらい揺れたのよ。
ところがキッチンの神棚が、あんなに高所にあるのに
まったく倒れていないの。御榊も榊立ても倒れていなかったのよ。すごいと思わない?」
身振り手振りが大きくなる母。
「ホントすごいですね。倒れちゃうと思いますよね。
全く倒れないなんて、やっぱり守っていただいているんですよ、母さん。
ありがたいことですねぇ」
「うん、ホント、ありがたい」
「それだけ言いたかったのよ。じゃあね」。
通話はおだやかに終了しました。
なぜ、今だったんだろうな。
今日お参りするときにあらためて「すごいな」と感動したのでしょうか。
地震の直後に、まず神棚のことは確認してもらって、
よかったよかったと話したのですが、それは完全に忘れているようでした。
まあいい。うれしいことなら何度でも。
母のループトークが全部明るい話題だといいな。
母の心の中で、今はどんなふうに地震の記憶が昇華されているのか、残っているのか。
少しのぞいてみたいと思いました。