認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

「帰るの何時?」責めの年越し

母が起きてくる前に、部屋をよく暖めていますが
それでも30日金曜日は、「寒い、寒い」とひたすら不機嫌。
ひとりのときはどうしているのやらw。
ガスヒーターに、エアコンつけて、こたつも電気座布団もつけていますが、
外気は1℃で、一軒家ならではの底冷えはします。
不機嫌は構いませんが、風邪を引かれたら大変なので
朝食の途中で、丹前を着せて、手湯をしてもらいました。

30秒で温もった血が全身に巡るはずなので
3分も温めるとじゅうぶん温まるはず。
次第にごきげんになり、表情がゆるんでくる母。
 
「暑い寒いも、高齢者の体にはストレス」
以前医師に教えていただきました。
暑い、寒い、かゆい、痛い、ちょっとした違和感……
体のストレスは、心のストレスに直結することが、
母を見ているとよくわかります。
自分のごきげんを、自在にとってあげられない母。気の毒です。
極寒の季節は、母一人では、やはりつらかろうと思いました。
とはいえ実家は温暖な瀬戸内気候地域で、
ずいぶん恵まれてはいるのです。
それでも、まだ12月でこうですもの。

 前夜、母が微熱(37.3℃)があり、用心のため、
30日に予定していた神社参拝とお墓参りは中止に。
1月の帰省時にゆっくり行こうと思います。
※朝には平熱、36.3℃。日中も36℃台なので問題なさそうです。
 夜は37.1℃。これは微熱というよりも、平熱では??😦
 
お昼は、インスタントのフォーのスープにそうめんを合わせて。
冷凍庫の胸肉を使った自家製鶏ハム、
やはり冷凍庫で冷凍焼け起こしているエビも 入れました。
ニラはないから代わりに青ネギ……。

 

ようやく賞味期限切れのそうめんを食べきりました。ガッツ! フォーのスープストックを使いたかったのでこうしましたが、ふつうににゅうめんにしてもおいしい。
 
午後は注連飾りを買いに、私ひとりでまちへ出かけました。
母の微熱のこともあったので(しかも密林で実家用をポチり忘れていた)
薬剤師がいるドラストで、抗原検査薬(一般用)を購入することができました。
母がやりやすいように唾液でチェックできるもの。
出番がこないことを祈りつつ。
母はひとりでは使えないはずなので、お薬置き場の奥のほうに隠しておきます。
  

楽天でも買えます。店頭では1500円ちょっとでした。私は3個購入。
症状があって陰性のときは、念のため、
24時間後にもう一度やってみるといいらしい。


 


母からは「明日(31日)は何時に帰るの?」など、あべこべな質問が頻出。
「いいえ、母さん。元旦におせちを一緒にいただいてから
午後に帰りますよ」。
こんなことなら大晦日に帰京すればよかったか(違。


年末年始で、母が頼みのカレンダーが
わかりにくいことになっているための混乱でしょう。
フライングして、30日の晩に1月にしちゃいました。
※子どもの頃は、フライングしてちぎると叱られたのです、我が家は。
母、表紙をピリピリしたいんじゃないかと思い、
『代々木の杜カレンダー』の表紙は残しておきました。
 
私は子どもの頃から、カレンダーのピリピリ、とくに表紙のピリピリが最高に好きです。それを母に譲ろうという広い心ですよ。
 
日々のブログをご覧いただき、お礼申し上げます。
来年もおつきあいいただけるとうれしいです。
皆様、どうぞよい年をお迎えください。