認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

お天気貯金のすすめ

続けて寒冷前線がやってくるとかで、
なかなかの春の雨予想です。
もっとも天気予報は予測がしづらいそうですね。

介護帰省ウィークに雨続きだと
作業がはかどらないこともいろいろ出てきます。
雨降りに受診に連れて行くなんてキツイしなぁ…。
がっ、まあいい。
いや、むしろ、ぜんぜんいい。
お天気貯金が増えるんだわ。

お天気への意義申したてをしないことが身上です。
できれば死ぬまで、毎日のお天気を
「ありがたい」と思って生きていたい。
ちょっと負け惜しみ入ることがあったとしても。

 

起きたことはみんないいこと。
が、自分の基本的なスタンスです。
お天気は自分がその日いただける宇宙からの贈り物。
ずいぶん昔に、スピリチュアリストから
「天気に不服を言うのは天に向かって唾を吐くようなもの」
と、教えていただいたことがあって、
大いに納得しました。なんだか腑に落ちたのです。

 

雨がうっとおしい、どんよりしていてイヤ、暑い💢、寒い💧…
日々のお天気への不服は、自分にその唾が落ちてきてバッチイ、
なんてナマぬるいものじゃなくて、
そもそも宇宙を信頼していないことを声を大にして言っているのでは?
宇宙に対する不平不満をはばからず口にして、
全く売るつもりの無いケンカを豪快に売ってる!? 
…おうおう、上等じゃねぇか、みたいな。
「もしかして、私たちは無意識に、宇宙に向かって、
どうでもいい個人的な恨み辛みを公に述べすぎるのでは!?」
と思って以来、お天気への文句は基本的に慎んでいるつもりです。
まだまだ修行中の身ゆえ、ほころぶこともしばしば。
自分の口の端にのぼろうものなら、慌てて、
「雨降りでうっとおし……と思いましたが、
いいお湿りで、木々の緑もきれいですねぇ」
くらいに言い換えるようにしています。
何度でも言い換えれば、
文句たれ、なかったことにw。

 

雨降りのときは
お天気貯金した気持ちになってニコニコありがたく見守ります。
その分、仕事で撮影をしていて陽光が欲しいときに、
ちゃあんと照ってくださるとか。
本当に飛行機が飛んで欲しい日に、
嵐の中で雲をかきわけて、航路を確保してくださるとか。
そのときのためのお天気貯金です。ふふふ。
だから普段からお天気は基本願わない、
もちろんジャッジもしない。

 

だって、だって、毎日生かしてもろてますやん?

 

お天気の神様が、氏神さんの境内にお祀りされているのです。もう完全にこちらの気の問題ですが、もしもわたしがお天気の神様なら(ものすごいたとえで恐縮です)、にんげんの不平不満が耳に届いて、どんな気持ちになるかしらと気になります。
いやいや、そんな小さな存在ではないとも思てますの。でも、やっぱりものすごく気になるんです。

お天気の神様にお参りした帰り道♬