認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

認知症母、冷蔵庫への執着

日課の、夕方Alexa呼びかけ。
防犯カメラをチェックしても、濡れた傘が置いてあるし、
実家地域の天気予報を見ても雨降りなんですが、
「雨は降ってないの。でも雷が怖くて」と母。
…まあいい。

やっぱり、メイちゃんを連れてきて参加させる母。(2枚目)そして「尻尾がかわいいから見て」と見せてくれまして。

足がなまらないようにそろそろ夕方の散歩に出るそうです。
「本当はこの子を連れて行きたいけど
『あの人、90歳でいよいよ頭がおかしくなった』と言われるから、
『あなたは20分おうちでお留守番よ』と言ったら
『20分ですね、わかりました』って聞き分けいいのよ」
メイちゃん、AIよりずっとスマート対応かも。なによりです。

今日はお昼に移動販売でお弁当も買えたし、
夕方のお食事も安心。

リマインドで
「明日は朝からヘルパーさんがお越しですよ」と言うと
「好かーん!💢」
おっと。ここはまだ「ありがたい」にはなりません。
もう少し時間が必要かな。やがてそうなるじゃろ。
「ヘルパーさんは冷蔵庫を見るのが大好きなのよ。
私の冷蔵庫なのに」
「母さんが安全に暮らせるように、私が『見て』とお願いしているんです」
「私の冷蔵庫なんだから私が勝手に使うわよ💢」
「あはは、母さん、みんなの冷蔵庫になってきましたねw」
「好かーん。
90歳のわたしの、一人暮らしの冷蔵庫よ💢💢」

しまった、ちょっとヤブヘビだった可能性が。
…まあいい。

忘れますように、
忘れますように、
とっとと忘れてくれますように。

とはいえ、メイちゃんと仲良し&ゴキゲンなので大丈夫です、たぶん。

 

支援に入っていただいて、見違えるようにスッキリしている現在の冷蔵庫がこちらです。



以下は2020年3月支援を受ける以前のほぼ中身が使えない冷蔵庫…。「現在」が奇跡に思えます✨