認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

帰京のタスク 夫の受診、完了

夫の受診立ち合いでした。
夫は、公的機関対応と医療機関受診はからきしで
私がフォローするのが我が家の不文律です。
医療機関の受診の際なら
夫を飛び越えて私に話しかけてくる医師がほとんど。
「ここは小児科か!?」と見まごうほどです。
あ、ウチがいけないんですけどw。
比較的言うことは聞いてくれるので、母より夫のほうがラクです。

 

午前は整形外科。
先日、休日診療でお世話になった件です。
おかげさまで胸鎖関節炎は完治しましたが、予約も入れてあることだし、
ご報告がてら、予約日時に出かけました。

「え、わざわざ報告にきてくださったんですか?」
担当先生がうれしそうにおっしゃっいました。
もしや、元気になったらみなさん、
予約入れていてもばっくれちゃうものなの!? 
そうなの???

 

おかげさまで夫の鎖骨の痛みは完全に消失しました。
症状は、胸鎖関節炎で間違いなさそう。
「念のため」と整形外科の先生に患部を押さえられても
夫ケロッとしています。ヨカッタヨカッタ。

午後の漢方外来(同じ病院)はふだん通り。
医師にも、追加で体重増やしたい、体力つけたいを相談し、
従来の処方でこの暑さをやり過ごすことに。
次の受診予約は9月下旬。
…と聞いたそばから私のエネルギーはそこに飛んでいき、
もう、秋になったつもりになっちゃいました。
この分では今年も早々に終わりそうです。

「ナスのミートソーススパゲッテイ」1300円。

さて、合間の時間に病院の食堂で昼食。
ちょうど高齢の男性が、介護者(娘さん)と思しき方とお越しになりました。
娘さんがああだこうだと、口数多くお話になります。
娘さんの口ぶりから、もしかするとお父様は、
少し認知症も入っているのかもしれません。
でも、娘さんがお父様の様子を撮影しようと、
スマホのカメラを向けた瞬間に、
お父様が最高に素敵な笑顔でカメラを見つめて、
しっかりお応えになるので、

様子を盗み見していた私が心臓を射貫かれてしまいました。

 

かけがえのない、大切な時間をお過ごしなんだな。
私も目の前の人を大事にしようと思いました。

母は元気。全く持って元気。前日娘が帰京したことなど忘却の彼方…。よきかな。