認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

親族から、認知症の母を守る!?

最近いただいた喪中ハガキで
どなたがご逝去されたなど、一切触れない文面をいただいて
個人情報だからか? 
なんて、時代を感じてしみじみしていたところでした。

そのうす~い情報の喪中ハガキを
きょうだいが、母の親族に出した模様です。
※きょうだいの配偶者の実家に不幸がありました。

 

もしかして母が死んで、葬儀も全部終わった可能性がある
と踏んだ母の妹から、おそるおそる実家に電話がありました。
そんなこと、あるかーい!!w

いえ、気にしていただいて本当にありがとうございます。


「誰が亡くなったとか一切書いとらんけん、
もしかしてもしかするとねえちゃんが死んだんじゃなかと?」
と、親族たちで話をして、
「わからんかったけん、
とりあえず私が電話をかけたったい」と叔母。
恐縮です。

 

十重二十重に大混乱。

1.きょうだい、そんなややこしいのを高齢親族に出すな。

2.そして親族…どんだけうちは信用ないねん!!!

わたしだって、
さすがに葬儀の連絡くらい出しますッ!!!!!

いや、正直言うと、全部終わってから事後報告しようかなとも思ったこともあります。ちょっとね! 
でも今回、「ありかも!?」って思ってしまったわ!

 

でも、この機会に、母といちばん懇意な叔母へ、母の認知症のことや体調のことをカミングアウトできてほっとしました。電話をくれた叔母は、親族の中でも比較的垣根なくつきあってくださり、独居の母を気にして時々電話をくださるので、話しておいたほうがいいような気がしていたのです。
母は、弟妹たちとは父親が違い、外に出されて育ったために、基本は親族ともかなり他人行儀です。どちらかというと、とくに母のほうが構えているのだと思います。マイノリティってそんなもんだよ。

 

そのあとで、叔父から電話があり(声を聞いたのは20年ぶり以上!)、
きょうだいのマナーに文句を言い
すみませんすみませんと私が詫びました。
きょうだいにはこの件は伝えていません。いろいろ面倒すぎて私には無理!

で、この叔父が
「本当は春先に親族(兄妹3人)で姉ちゃん(母)を訪ねようかと話していたら
姉ちゃんに『忙しいから秋に』と言われて、秋はみんなの予定が合わなくて…」云々。

なんとなくふんわり覚えています。
母は電話では「また会おうね」と気軽に言うだけで
実現しそうになるとのらりくらりとかわしてしまう…。
母さん、またやってるな…と見ていたのを思い出します。

 

翌日母に、電話があったとは言わずに
「親族に会いたい? 母さんの弟妹たち」と念のために聞いたら
「いいや、会いたくないねえ。
血がつながっているわけじゃないし、
血がつながっていたら会いたいと思うんだろうね」

「あ、母さん。それは幻想よ。
私は血がつながっているきょうだいがいますけど
互いに、ほぼ、会いたいとか思わないわよ。今までも、これからも。
血がつながっていてもそんなもんよ~」
「そっか~、あはははは」

母娘で盛り上がる昼下がり。

まあいい。

 

「会いたくない」ってことは、死ぬまで会いたくないってことです。
母は姫キャラなので、
認知症でぼんやりしている今の自分を
義理きょうだいたちに晒すのは、断固「NO!!」なはず。
この先も会わずに済むよう、母を守らなきゃな…と思うのでした。

 

1枚目:視力が落ちた母でも見やすいご飯茶碗が届きました。紺色のお茶碗ならご飯が見やすいとのこと。お碗に指を突っ込むこともなくなりました。 2枚目:長年母が使ってきたお醤油さしの使い方がわからなくなってしまったので、シンプルで使いやすそうなお醤油さしにチェンジしました。イワキのお醤油さし、いいです。

■以下、きのうのコピペで、アフィリエイトのジャンル別まとめ。まだほんの一部です。
  これから少しずつ整えて行こうと思います。ここから購入していただくと、フクにチャリーンとなります。    わたしの推しばかり集めました。

1番目:特大サイズ77×52センチ 2番目:毎年利用しているA2サイズ 3番目:毎年、暦でお世話になっている神宮館からA2サイズのカレンダーが出ているのをみつけたので、今年はこれにするかもしれません。
  

母は視覚障害を起こしていますが、まだ手帖をあきらめていません。
このUDダイアリーデザイン手帖なら見やすいのだそうです。UD手帖はみつからないのでおすすめです。B6とA5サイズがあります。

【冬のおすすめ】
冬の母の寝室の室温管理はデロンギにまかせています。
アナログの24時間タイマーでオンオフを設定。夜中に目が覚めたとき、朝起きたときにちぢみ上がらないようにしています。とても便利。助かっています。


【ご注意】以下の記事にもありますが、ご実家の電力容量にはくれぐれもお気をつけください。購入したけど使えない、ということにならないように! 私は実家の容量を30⇒50アンペアに上げました。以降は楽勝で使えています。

【遠距離介護、最初に揃えたいもの】
遠距離介護が決まったら、まずは実家のWi-Fi環境整えて、カメラ付きのEcho Showをセットします。
これで遠方から「呼びかけ」機能で、実家側は「取る」作業をせずに一方的につなげることができます。
不調時には再起動が必要となるのでスマートプラグがあったほうがいいです。こちら側はスマホで対応可能なので、最初の購入は親側1台でOKです。もちろんこちら側にもデバイスがあれば、より器機と親しめてスキルアップを図れます。

 

【ご注意】Echo Showは機器の名前。それで使うソフトが「Alexa(アレクサ)」。唯一の落とし穴は以下です、最新のWi-Fiを導入しようとするとハマります(私はハマりました)。 認知症対策】
認知症は日付の感覚を喪失します。できるだけ早めに
認知症になる前からでも、カレンダーの前にデジタル日めくりを
合わせて置くようにするのがおすすめです。
巨大な曜日は、認知症が進むと「これしかない!」って感じになってきます。
うちはお薬カレンダーも、デジタル日めくりとセットで置いています。
TVのリモコンは、「早く使うんだった!」と思いました。リモコントラブルが激減しました。

 

【難聴対策】
振動体温計は健常者にもおすすめです。とても使いやすいです。
フラッシュリンガーは音は切り、着信時に光るようにしています。電話を取れる確率がやや上がりました。
 

【衣料】
スリッパはあゆみシューズの室内履きにしています。

2番目は、あからさまな食事エプロンは嫌がるだろうと、おしゃれ系お食事エプロンを揃えました。がっ、スカーフ代わりに使ってしまうという困りごとが発生しました。

下着関連はこちらからどうぞ。

【手すりとステップ】
はじめは孤独に介護していたので、こういうものを自分で地道に揃えて母の動きをサポートしていました。とくに2番目の玄関の踏み台と3番目のアルミステップは日々大活躍です(たっちあっぷは母が嫌がり、現在納戸で待機中)。

これらは介護認定がおりると保険適用でレンタルできることもあるようです。担当のケアマネさんなどのにご相談ください。

【食べもん・飲みもん】
介護食は非常食もかねて常備しています。キユーピーさんの、いけます。
実家には小さいほうじ茶、ポカリスエットオロナミンCを箱買いして置いています。

 

【読むもん】
私の介護のベースになっているものです。3番目は子育ての本なんですが、親の介護でも夫婦関係でも変わらないと思って活用しています。

 

55enkyorikaigo.hateblo.jp

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