認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

頭打って記憶なくして…でも大丈夫でした、夫

パニックになった夫から電話。
「あのさ、記憶がないんだけど、
頭打ったみたいですごいコブになってる」

え、待って。言ってることが全然わからない…。


2時間前は、私は夫に付き添って、西新宿の病院の漢方外来に一緒にいて、
お薬受け取りを夫に任せて、自分の仕事を片しに
先にひとり帰宅していました。

夫は、どこかで打ったとか当たったとか落ちたとか殴られたとか
記憶がまったくなくて、
気がついたらただ頭が痛くて、
お薬を持って新宿3丁目にいたといいます。
薬局で薬を受け取ったことも覚えていないらしい。
レコゾンビ(レコードゾンビ)の夫は、
お薬を受け取ってから、新宿3丁目のディスクユニオンを徘徊するつもりでした。

「何でもいいから帰ってこんかい!!」と伝えて
帰宅した夫の右頬の腫れと、右目上のゴツいたんこぶにおののき、
さらに記憶は逃げていくようなので
#7119に電話して状況を相談したら
「すぐに救急車を呼んでください」とのこと。
「いやいやいやいやいやいや、歩いて帰ってきたし、
救急車は大げさで気後れします。
でもすぐ受診したいので時間外診療している病院を教えてください」
「わかりました。でも、受診時には救急車が優先されるので
直接病院に電話して受け付けてもらえないようなら、
ためらわずに救急車を呼んでください」

問題なし!!!
教えていただいた、家の近所の救急外来を受診することができました。
頭のCTや足のレントゲンを撮影してもらいました。
「CTでの脳内出血は確認できないので大丈夫。
顔面骨折もなし
足も折れておらず打撲で済んでいる」と確認できてひと安心です。
ただ「CTで確認できないだけかもしれないから、用心はしておけ」
注意事項を記した紙をいただきました。
このまま無事に過ぎていきますように!

ただ、またもや微熱(37.4度)が出ている夫。ショックに弱いのかな。
夫、高校時代3年間ラグビー部で、そのときは頭を強打してその前後を忘れることはわりとあったらしく、「こういうのはよくあることだから」と軽く言います(そのわりに、あんた電話してきたときパニックやったやんな?とは言いませんでした。できた妻ですの、わたし)。「夫さん、17歳で大丈夫なことも、還暦前の脳には猛ダメージなこともあるからあなどってはいけません」と諭したことでした。

 

この件があって、次回の介護帰省をリスケして2週間後倒しすることに。
母が元気なことだし、下旬まで勘弁してもらうよう調整します。
母さんゆるして。
重なる想定外と締め切りたちよ。ああ。
まあいい。