認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

肺がんサバイバー夫、再発ではなく肺気胸

術後1年半経過。夫の肺がんの定期受診で大学病院に。
このところ、風邪(ライノウイルス)で苦しんでいた夫ですが、
三日間連続で、朝は36℃台前半だし、日中の発熱はありません。
※もっとも月曜早退、火曜病欠、水曜公休、木曜有休で今週は仕事していませんが。
ただ、私はなにか違和感を感じていて、ちょっとドキドキの受診です。

待合に血圧計があったので夫婦で計測。
夫、相変わらずの、驚愕の低血圧(上が81、下が39。ついに40を切ってしまった…。でも上は80越えたし、まあいい)。
私の低血圧気味程度は全くもって目立ちません。
夫はこの血圧でも至って平常運転なのでまあ大丈夫なんでしょう。
…個性、だと思います。


順調に血液検査して、CT撮影して、診察を待っていたらスタッフから声がかかり
「診察前にレントゲン撮影してきてください」と言われ
ちょいと衝撃を受ける私たち。
正直言うと私は一瞬、アウト(再発)だと思いました。
でもちょっと待って。
如実に気になる影があるなら、ここはMRIでは?
なぜ、よりざっくりとしたレントゲン撮影??
再発ではない? ならなんなの!?


バクバクで受診したら
夫、肺気胸でした。
驚きましたが、肺がん再発じゃないので夫婦は小躍り。
「再発じゃないんですね?」と医師に念押ししたら
「そんなことより肺気胸」。
「前回だったか、前々回だったか、
肺に水が溜まっていると言われましたが、それは?」
「水はまだ溜まっています。そんなことより肺気胸
まだ軽度なので経過観察しますが、絶対無理はしないで。
ちょっとでも具合悪くなったら
迷わず救急車呼んで、当院を指定して来てください」
なかなか脅されましたが、ここしばらく続いていた発熱は、気胸とは関係ないらしい。


「で、なんで肺気胸になるんです?」と医師に尋ねると
「体型ですね。これだけ痩せている人はなりやすい」
ここ2週間の風邪で、体重増加作戦の努力はすべて水泡に帰す。
再び173センチ45キロ以下に戻ってギャフン。でもまだ、44キロはある。

「あと、喫煙者は気胸になりやすいです」

夫婦で禁煙してもうじき6年ですが、
喫煙リスクの指摘はこの先もずっと続くことでしょう。
にしてもだ。私のほうがヘビーだったのにケロッとしてるの、なぜかしら?
そういえば肺気胸なのに「ストレス」には一切触れられなかったけど
…まあいい。

とりあえず夫、職場の健康管理部署と電話で話し
明日からの仕事は、残業一切しない・させないと取り決めました。
ここのところ頑張り過ぎていたから、非常によかったです。
1週間後に再診なので、それまでに気胸が改善させられるように
私はTDEで研鑽します。


きょうだいとはビデオ通話ができました。
昨日から誤嚥性肺炎で入院しており(本人は誤嚥の自覚は全くなし)、
とりあえず3週間入院らしい。
病室で安静にしているため、リウマチ由来の全身の激痛は軽減したらしく
ひとまずよかったです。ただ、
「退院後、落ち着いたらすぐに肝臓の検査を」と言われたそうで。
どやねん。

母は元気。今日も外をよく歩き回っています。午前中はヘルパーさん来訪で入浴支援もありました。実家地方は雨降りで、一日20℃前後の気温。母は長袖のダウン!!!!!寒がりなので致し方なしと思っています。ちなみに東京自宅でも、寒がりな夫は、冷房で冷えると「寒っ!!」と丹前を着ています。

気胸、最近では「イケメン病」の異名があるそうで
夫に伝えると喜んでいました。