認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

認知症ありがとう。素知らぬ顔でひなまつり

昨日の母にキレ散らかしてしまった件。
Twitter(現・X)でみなさんにやさしい言葉をかけていただいて
ものすごく沁みました。ありがとうございます。
至らぬ娘ですが、「まあいい」連発で、ほふく前進で参ります。
今後ともよろしくお願いいたします。

 

というわけで、朝一バスでまちに出かけ、調達してきました。
昼はひなまつりのちらし寿司。
「うれしいひなまつり」を歌ってからいただきました。

 

お三時はおひなさまケーキ。
「どちらでも好きなほうを選んでくださいな」
「両方を半分ずつ食べたい!」
…ですよねぇー。よかった、違うの買って来て。
なんかもう、この笑顔見られたからいいや。
今回の最大タスクということで。

夜はうなぎ弁当。
ものすごい勢いで完食されました。
猛烈にバリバリ食べるので、
この人は本当に大丈夫なのか…と思いました。
6年前、猛烈に食べたあとに急性膵炎で死にかけています。

 

介護帰省も後半で、仕舞うモードです。
片付けていたら、
「うぉー、お風呂洗い洗剤が切れかけてる!」
アリメツが見当たらない、使い切った!?」
などに気づき、大慌てで明日着便のAmazonでポチ。
なんとか間に合いました。
※次回は4月中旬予定なので、すっかりシーズンイン。今のうちに仕込まないとマズい、アリメツ!!!(室内にアリの行列ができるので、アリメツで対策しています)

 

うれしいことがありました。
もう2年ほど音沙汰なしだった仲良しの友人(九州在住)にダメ元で電話したらつながったのです。留守電入れたら、すぐかけてきてくれた。
携帯は生きていたものの、電話をかけてもメールをしてもなしのつぶてで、もともと健康でもなく療養中だし、もしかして死んだかと思っていたので、ものすごくうれしかったです。
相手も肺がんが発覚したところでこれから細密に調べていくらしい。声はあまり出ていませんでした。夫と共通の友人なので、今年かならずみんなで会うことにしました。
「だれか死ぬ前に会っておこうな!」。急がなきゃ。私たちは結構あっさり死んでしまうので。

20年以上前に、友人のお母様が私のために、内裏びなを手作りしてくださいました。「昭和の主婦の手仕事」です。おひなさまは今も毎年飾らせていただきます。この写真を眺めながら、つながらないかなと思ってかけてみたのでした。おひなさまありがとう。友人お母様は御年80歳。支えがないと歩けないそうですが、頭脳明晰でいらっしゃるそうです。ヨカッタ!!

東京自宅のおひなさまたち。手前右側の小さいおひなさまは、学生のときにこの友人カップルが私にくれたもの。ぷくぷくしていて、私が似ているそうです。左の内裏びなは、母が15年前くらい、認知症発症以前に送ってきてくれたものです。いちばん奥のおひなさまは、小学生のときに父が買って来てくれたもの。父さんありがとね。

おかげさまで、いいひなまつりでした。

実家のおひなさまは早々に片付けますが、
東京は旧暦の桃の節句まで飾ります。今年は4月11日。
各地のおひなさまを見て歩きたいなぁ。