認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

認知症母、健啖ぶりはいいことだ


にんじんをかじってみせるのは母ならではのサービス精神です。今日はこれからヘルパーさんが入浴支援にお越しです。用意万端で早起きしている母。

朝のAlexa呼びかけ。
「ニンジンをスライスするのを探しているの」と言う母に
スライサーのありかを伝えると
「あったあった」と喜びました。通話切断後、カメラモードでつないで
母の作業の様子をぼんやり眺めました。いい景色です。


Alexaのカメラモード、画像が鮮明です。追いかけてチェックできるのがEcho Show10のいいところ!

夕方、配食屋さんから「お弁当お届けしました」メールが入ったので
Alexa呼びかけで母に伝えたら、母、まさにこれからお出かけするところ。
「チョコレートがなくなっちゃったから
コンビニに(往復徒歩40分、結構な坂道!)買いに行こうと思って」

「母さん、冷蔵庫の1段目の左側に、チョコレートが3箱あります」
と言ったら「そんなのないわよ💢」
「とりあえず母さん、先にお弁当を取ってきてもらえますか」
と言ったら
「まるで私のことを、子分みたいな言い方するのね💢」
プンスカしながらも玄関先のお弁当を回収し、
「まあまあ冷蔵庫見てくださいって」と伝えて見にいってもらい
大好きなチョコレートを見つけてニコニコ顔で画面に現れました。

母、現金すぎる。まあいい。

そのあとカメラモードでのぞいたら
チョコレートをモグモグしているのが可愛らしかったです。
いや、ご飯前にダメなんですけど。

今回の介護帰省後の、ヘルパーさんへの申し送りのひとつに
「母の冷蔵庫は一方通行で、一度入れたら自分ではほぼ出せません。
果物も大好きなのに自分であまり食べられないので
ご支援の際に切って出していただけるとありがたいです」
がありました。
ありがたいことに今日の支援でも、リンゴを切っていただいて、
うれしそうな母です。
QOL、また上がったかな。

 

そういえば今回の介護帰省では
爆発的な柑橘類の量に驚きました。
ヘルパーさんが
「あちこちにあるので、あることをわかっていただこうと思って
まとめて置いてみました😊」とのこと。素晴らしいです。
で、帰省期間中、ずっといただいていました。
多分これはネーブルかな。