認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

高齢母の社会活動 読み聞かせボランティア

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母は、お調子者の気があります。…子どもか。まあ、私にもその血がやや流れているわけですが…汗


母の動きがふんわり把握できるように
スマホに送信されてくるテルボのドアセンサモニターを見ていて
「あれ? 保育所にでも出かけたのか?」と思っていたらビンゴでした。

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夕方の日課電話で
久し振りに、保育所の朗読ボランティアに出かけたことを報告しながら
「子どもたちが『◎◎さ~ん!』ってまとわりついてくれて、すごく楽しかった」
至福の表情でした。

私がやきもきしていた、母の朗読ボランティア。
結局、2カ所の保育所はお断りさせていただき、
残る1カ所だけ続けさせていただくことにしたそうです。
「1カ所なら月に2度ですむし、
その保育所はアクセスがよく体に負担もかからないし、

紙芝居もそこで借りられるから」と、
ちゃんと自分で連絡して、ハンドリングできた模様。

私には、オールorナッシングの発想しかなかったので、
「なるほど!」と大いに納得した次第です。
母さん、本気出すとすごいじゃないですか!

1カ所残った訪問先の保育所はバス停すぐそば。
自宅からは1本のバスで15分ほどで行くことができます。
まあ、1時間か2時間に1本しか、バスはありませんが。
確かに母の体の負担も少ないです。
今回は、実家のすぐそばにある公民館で絵本を借りて持っていったそうです。
この調子でうまく活用できれば、
バスで図書館に遠征して、紙芝居などを調達することは免れるかもしれません。


母は、保育所で次にやることを忘れると、子どもたちに
「さて、次は何するのかな。忘れちゃったから教えて」と聞くんだそうです。
すると子どもたちが「おてだま~!!」「おうた~!!」など、教えてくれるそう。
なんか最高じゃないですか、母さん。

急に全部終わることなく、少しでも続けさせていただけることになってよかった。
最良の選択だと思いました。
87歳。できることをできるなりに、
楽しみながら精一杯させていただけるのは最高です。
保育所の先生方に深く感謝です。そして母、運がいい…。

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 ■過去記事です■
やきもきしたのですが、案ずるより産むがやすしというか…。励ましていただいてありがとうございました。

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