高齢ADHD母の遠距離介護記録

89歳独居の母は、どうやら高齢者のADHDのよう。東京~九州で、遠距離介護しています。私1965生。介護しながら母娘関係をおさらい、修復しています。

高齢母、読み聞かせを引退か!? 『いぬのおまわりさん』を練習せよ

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母は昔から社会活動が大好きで
今でも市内3軒の保育所に、読み聞かせボランティアに行っています。
今のまちに住み始めてだから、かれこれ40年近くです。
3軒保育所に月に2回ずつだから、全部で月に6回にのぼります。
すべてバスと徒歩で往復。
1時間に1本も運行しないような、便数の少ないところもあれば、
バス停から15分ほども歩かなければならないところもあり、
私は気が気ではありません。
昨今は、母自身が伺う保育所を間違えてしまうこともあり、
ときどき先方にご迷惑をおかけしているのも気になります。
もちろん先方にもご都合があるでしょうし、
高齢者の対応にヒヤヒヤなさるんじゃないか。
また、母からすると、子どもに聞かせる紙芝居や本の調達も必要です。
月に2回図書館に行き、紙芝居や本を借りてきます。
またそれを置き忘れたり、返し忘れたり、よく失敗しています。


昨日の日課電話で母が
「9月は暑いからお休みしていいって言われたー!!」
すごくうれしそうにしていました。
「え、A保育所もB保育所もC保育所も、三軒ともなの?」と訊いたら
「そう。電話して『暑いですね』と挨拶したら、
『9月は暑いしコロナもあるし、
お休みしてください』って言ってくれたんだぁ♪」とウキウキ。


母は、子どもたちに会い、一緒に楽しく遊ぶのが何より好きですが
どうやら、それよりも「しんどい」がまさるようになったようです。
母「体がきつかもんねぇ。そろそろ潮時かな。
子どもたちに会うのは本当に楽しいんだけど、行くのがキツい。
もうすぐ90だもんね。そろそろ辞めようかな」
なんと! ご英断ですよ、母さん。
娘としてはこの好機を逃すわけにはいきません。
私「そうよ、体が第一よ! やめちゃえ、やめちゃえ。
これからは私に歌って踊ってしてくれればいいやん。おうちで楽しく遊ぼうよ」

母「うん、そうね。それもいいかな。
あーた『いぬのおまわりさん』知ってる?」

私「もちろん知ってる」
母「今度来たとき『いぬのおまわりさん』を一緒に歌うから、練習しといて」
私「!?」


…ちょっと違うフェーズに突入したかもしれません。どうしよう!?


「やった~、9月はのびのびできる」と母は言いますが
7月も8月もお休みだったしな。コロナ禍も長くお休みだったしな。
本当は、わりとお休みがちではあるのです。
でも気持ちの問題って大きい。「お休み」と「もう行かなくていい」は大違い。
子どもの頃、習い事をやめて、自由を獲得したときのあの気持ちを
今ウキウキ喜ぶ母に重ねていますが、本当はどうなんでしょう。

年末か、年度末か、本当に読み聞かせを母が卒業するときには
引退パーティをやって(母と私とふたりでですけど)
華々しく打ち上げてあげたいなぁと思っています。

 

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