認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

歯科受診 奥歯の骨がとけてるってよ

実は介護帰省前に、できるだけ自分の歯科受診を済ませ、
帰省中の歯科系リスクを最小限にしようとしています。
もしものときのために、抗生物質や痛み止めを持たせてもらって、いざ実家へ…。
できる対策はすべて行っているつもりです
今日がその受診日でした。がんばってきました。

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苦手なんです、歯医者さん。
歯医者さんのイスに座ると噴き出す脂汗…。
削る音を聞けば遠のく意識…。
もともと痛みに非常に弱いタチで、中でも歯痛系にもっとも弱いと自覚しています。

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ひとつだけいいですか。


お世話になった歯科衛生士さんが退職なさるので、お目にかかるのは今日で最後。
それで、いつもは聞かないのですが、奥歯の調子を伺ったら
「んー、奥歯ね、骨が溶けてきちゃってるし、痛むのもしょうがないですねぇ」
さらっとすごいことを聞いてしまいました。
お、おぅ。骨が、溶けてきてるか、いよいよ。
…もう泣いちゃう。


20年程前、上京したての頃、こちらにまとめて治療をお願いしました。
メールで、「心臓も弱く、恐怖心が強くて歯科治療ができない。
静脈麻酔して、1回でほぼ全部治療してほしい」と交渉し、
引き受けてくださったのがこちらの歯科医師先生。助かりました。
静脈麻酔(静脈内鎮静法)して意識が飛んでいる間に、
12本全部、ほぼ一度に処理していただきました。
※その後、別の金属アレルギー専門の歯科医師先生にもお世話になりましたが、麻酔のことがあり、出戻って今に至ります。

 

高齢者に限らず、歯のコンディションはQOLに関わります。
うちの母は前歯がおそらく2本ほど欠損しています。
でもよほど大きく笑わない限り、さほど目立ちません。
今日のアレクサコールで
「母さん、歯は何本か抜けてるじゃない? 痛まないの?」と尋ねたら
「抜けてるけど、ありがたいことに一切痛まない。遺伝だね。ホントありがたいわぁ」
と言っていました。喜ばしい。
この頑丈な歯の遺伝は兄に受け継がれ、
私はスポンジ並みに歯が弱かった父方の血を受け継いでいる模様です。


いくつかの歯の欠損なんて、本人が気にしないなら全然いいと思います。
痛まないのがいちばんです。
しかも歯をめぐる食生活については、私より母のほうがずっとずっと自由。
ほぼ不自由なく食事できています。
このまま、母が死ぬまで歯科医を受診する必要がなければいいな。
その分、おれが身代わりで歯医者さん行くからよぉ(なんだそれ)。
母の歯科受診を考えたときに、地元で静脈内鎮静法で治療してくれる歯科をまず探しました。なんかもう、「母が歯科治療を受ける」というだけで、私のほうが動転してしまいます(歯科恐怖症)。ムリ。地元にも精神障がい者対応の歯科医があって、静脈内鎮静法を実施しているようでした。イザとなれば…ココですが、痛まない限りは受診させたくないかな。わたしがつらい…。


歯科受診でベコベコにへこんだ自分を慰めるべく、
クリニックそばの高島屋へ足を伸ばしたら、
食品売り場に滋賀の西友のうなぎ茶漬けが来てましたわ。
目にした瞬間にテンション爆上がり。
次回帰省時用にいちばん小さいのをひとつ購入しました。やっほー!
うなぎ、母の大好物なのです。

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すみません、環境保護のことを完全に忘れていました…うなぎ。西友(にしとも)さんのん、とてもおいしいんですよ。ご高齢の方にもさしあげると喜ばれます。

www.nishitomo.co.jp

苦あれば楽あり♪