認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

台風、台風、台風

木曜日夕方に、日課のアレクサ呼びかけ。
話ながらあちこち動き回る母に対応して
【EchoShow10】が動く、動く。
器用に追いかけてくれて、ホントおりこう。

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「台風来てるから、帰ってこなくていいよ」と母。
「お気遣いどうもね。
飛行機が欠航して帰れなくなったらそうさせていただきます」
「今回はやめて9月にすればいいんだから、いのちを第一にしてッ!」
母、力みます。
それはそうと、9月も台風シーズンですよ、母さん。

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3つ並んで楽しそうに見えます。三連符みたい。フクの移動は9日(月)。間隙を縫って飛べるでしょうか!?


東京2020」の話になったので
「今夜は空手の形・女子の決勝があるから、8時頃にテレビ観てみて」と推しました。
清水希容選手がカッコいいから、母が喜ぶと思ったんです。
通話を切ったあと調べると、実家で観られるNHK総合では
その時間に空手の形のライブ放送はないことがわかり、慌てて訂正しました。


清水希容選手の、決勝の晴れ舞台での「チャタンヤラクーサンクー」は見事でした。
美しかったです。
メダルの色なんて気にしない。決勝で観られたらそれだけで満足と思っていたのですが
僅差で銀メダル。
試合後インタビューで清水選手が「勝ちたかった」と涙するのを見て、
視聴しているだけのこちらまでブワッと涙が…。
大好きなお芝居、『唇に聴いてみる』(南河内万歳一座)の
「勝ちたかったね!」という台詞を思い出し、
しばし号泣でございました。


勝利したサンチェス選手(スペイン)も「チャタンヤラクーサンクー」。
とてつもなくクールでした。呼吸が一糸乱れることなく、
軽やかなのに、深く大地に根ざしているような力強さで、
身にまとった張り詰めた空気も素晴らしかった。
いいものを拝見させていただきました。