先般、「1月は帰省できなくて2月下旬になるのでちょっぴり心配…」と兄に言ったら
兄が1月下旬に帰省してくれるつもりでいると
メールがきました(以前もブログで触れました)。ありがたいことです。
先日、兄が初めての介護帰省をしてくれて以来」、「第二弾」ということになります。
まだまだ、ここは(兄の)成功体験を重ねないといけないところ。
5回くらいは、いろんな形で成功体験を上塗りできるよう、
実家での家仕事が大変になりすぎないように、
また母がたくさん、笑顔で「ありがとう」を言えるようにしたいものです。
…て、兄を遠距離介護に巻き込むことを画策するわたくし。
いざというときの戦力はあるに越したことはありませんから…😏
先日の帰省時に、民生委員さんと話をしていたとき、
「お兄さんは結局いらっしゃらなかったのよね?」と聞かれたので
「え、兄は10月に来ていました」
「そうなの? お母さんに聞いても『まだ来ない』としかおっしゃっていなかったから」
と言われて、???でした。
同時に、「中年男性の出入りがある。だれ?」という
地域住民の目撃情報はあったそうです。
田舎やのう!!
兄は人づきあいがそんなに得意でなく、
ご近所への挨拶まわりなどはまずしないだろうから、
なぞの男が出没しているふうだったのかもしれません。
挨拶回りの足枷つけたら、
せっかく植えつけたい成功体験が台無しなので
ないない! 帰ってくれるだけで充分てことで。
人に求めるな。欲しい未来をつくりたいのなら。
兄が二度目の介護帰省する前に、
私も『子どもが育つ魔法の言葉』をもう一度おさらいしよう。
私は子どもはいませんが、夫に対しても母に対しても、仕事のパートナーにも
この本の内容を自分にしみこませて対峙するようにしています。
だって、夫も、母も、兄も、もちろん私も、みんな内側に子どもを抱えているから。
幼さを持っているということではなくて、小さな子どもの存在をいつも感じるのです。
その子が納得しないまま、力づくで物事を進めたら、どんどんこじれてしまう。
視覚情報は重要ですが、そればかりに惑わされてはだめ、かな。
大切なことは視覚では見えないことも少なくありません。
紙の本のほかに、Kindleでも購入し、
気分転換にスマホで見られるようにしています。
私がもっともプリプリしてしまうのは、夫に対してかもしれません。反省。
言葉が乱れたり、よくトゲがついたりしています。
それでも、遠距離介護で1週間ぶりに自宅に戻るおかげで、
強制的にニュートラルな自分に戻り、
そこからまた積み上げることができるのは
私にとってはとてもありがたいことです。
遠距離介護を通じて、実家のこと、自宅のこと、
それぞれ俯瞰で捉えられるように感じるのもメリットです。
人生のうちで二度とない、かけがえのない時間を生きている実感があります。
母は結局、朝の散歩はできなかったそうです。
でも日曜日も夕方のお散歩がとても楽しかったらしいので
よいと思います。人は人、うちはうち、母は母、ってことで。
まあいい。全然いい。
帰省した際に、母がほぼ大河ドラマが見られないことがよくわかったので
日曜日の「今日は大河ドラマです」申告を控えました。
物語を追うには無理があるので仕方がありません。