認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

高齢母、朝も歩いてみてはどう?

午前11時にAlexa呼びかけで、母に
「今日のお夕食はお弁当が届きますよ」と伝えました。
「ああ、そうなの? これからまちへ買い物に行こうとしていたからよかったわ」と母。
本当かな!?
配食が来ようがなにしようが、出かけたい母を止めることはできないので
まあ天に任せることに。

夕方、日課Alexa呼びかけすると、
まちに買い物は行かず、「お弁当食べた」とのこと。
おお~、よかった、よかった。どうでもいいけど、やっぱりよかったです。


ちょうど、近所をひとまわり歩いてきたという母に
「そういえば、朝起きてすぐ、朝食前に歩くとものすごく健康にいいみたいですよ。
夕方歩くのもいいけど、朝歩くとオトクかもしれませんよ」
と提案すると、なかなかの食いつきでした。
「そうかぁ。朝食前か。良さそうね。朝夕歩いてみるか」と言うので
「いえいえ母さん、夕方のを朝にすればいいじゃないですか」
「そんな、夕方になってうずうずしないわけがないでしょ!?
だから歩くのよっ!」
なるほどね。日々歩くのは多動ちゃんがポイントだったか。
ここでも多動は母にいいように出ていたんだなと納得した次第です。


「ますます元気になりますね。いいこと、いいこと」と讃えると
母、絶好調。
まあいいや。母娘でお調子者として生きていこう。

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「朝歩く」は、御年99歳でカクシャクとしてお元気な、鮫島純子さん(渋沢栄一翁のお孫さん)からの受け売りです。本当は歩く姿勢こそもっとも大切なことなのですが、そこまで母には言えないしな。それでも「99歳でカクシャクとしてお元気よぉ」と話すと、母、目を輝かせていました。お元気な先輩の話となると、俄然勇気が湧いてくる模様。気持ちはわかります。
そういえば、「青天を衝け」は、いよいよ明日から、後妻の伊藤兼子さんの登場です。鮫島純子さんのおばあ様にあたります。


帰京した日に「留守中ご迷惑かけました」とご挨拶した先で
ゆずを3個いただきました。
都内の神社境内で収穫されたゆずだそうです。
うちで、ゆずはちみつつくりました。たいへんな幸せ。

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タネを使わなかったので、実家の庭に植えてみようかな。

ちなみに、東京自宅の実生のレモンです。
アゲハの幼虫に食い散らかされていましたが、
こうして見るとずいぶん復活してきたな、カワイコチャン。
冬の間は自室に取り込んで共に暮らしています。

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