認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

お別れの1月

日課アレクサ呼びかけ。
近くのコンビニで200円のちらし寿司があり、お買い得。
「おひな様の近くじゃないとちらし寿司はないから」
2つ買って来たそうです。
「レンチンして蒸し寿司にして食べてもおいしいですよ」
と伝えると、「やってみる」と言ってました。

今日は母の学習会の日でした。
バスでまちで行われる学習会会場に出かけて
(バス停から会場までは徒歩10分×往復)、
帰ってきてコンビニ往復(片道15分×往復、急な坂道の上り下り)
したのか…と思うと、母の運動量に驚きます。

 

2月ですし、年度末まではあとひと月。
「それで、学習会の長をやめる旨は申し出たんですか?」
と尋ねると、やはりまだにおわせてもいない模様です。
「それは私じゃなくてみなさんが決めること」と言う母に
「去り際はきれいなほうがいいですよ」と諫言すると
めっちゃイヤな顔でムシされました。
母はまだまだまだまだリーダーをやりたいのです。
まあいい。
娘としては一刻も早くやめてほしいですが、
どちらに転んでも、それが今の最善てことで。

 

「逃げる」2月はあっという間。2月もそろそろ結びです。
ときに、1月は多くの訃報がありました。
「年間でいちばん死亡者が多い月では?」と調べたら
やはり、ほぼそうでした(12月のときもあるんだそうです)。
ちなみに、私の父も、義父も、1月に亡くなっています。
お元気だった100歳の知人女性も、この1月に旅立たれました。
死亡通知の挨拶文まで、ご家族に指示して逝かれたと聞き、
あっぱれ、と思いました。同時に
“はつらつとした”高齢のお母様を支え続けた
ご家族も素晴らしいと思いました。