認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

「どこにいるのよ💢」実家高齢母にキレられる

夕方、日課の通話の少し前。
外に出ているときに母から着信がありました。
とりあえず気になるのでパッと出たら
たいへんな剣幕で「今どこにいるの!?💢」
「えとあの、今取り込み中ですからあとでかけます」
と言って切りました。
※本当は、この一言大声で5回くらい繰り返します。最後はもう切っちゃう(汗


やりかけの用事を済ませてから
20分後に自宅のEchoShowから呼びかけました。
ほぼいつもの時間です。

「母さん、どうしました?」
「あーた、どこにいるの!? いないから電話したのよっ💢」

えーと…???
どうやら母は、私が今日帰省すると思っていた模様。
何時になっても帰って来ないので
どこほっつき歩いているのかとクレームの電話だったようです。

 

f:id:huku1910:20220124190251j:plain

眉間にシワ…。母さん、コワイ💦


カレンダー持ってきてもらって
「2月を見てください。私が帰るのは2月の下旬で、カレンダーに書いていますから」
それを見ると、般若の顔が和らいできました。

f:id:huku1910:20220124190404j:plain

「ああ、私が勘違いしたのね。
フクが帰ってきていると思ったのにどこにもいないから」

え!? うちにいると思ったのか、
今日帰ってくるので待っているのか、

恐くて突っ込みませんでした。
まあいい。

 

そういえばあんなにのれんに腕押しだったのに
日曜夜から急に「コロコロが増えたから帰って来なさんな」に発言が転んだ母。
朝令暮改に、何が起きたのかと思っていたら
どうやら1月の学習会がコロナ禍で中止という連絡が来たようです。

たしか土曜の夜に、母が学習会のことをワクワクして語るので
「残念だけど感染拡大で1月の学習会はきっとお休みですよ。
役員さんがちゃんと考えてくださると思うから、
母さんはみなさんの決定に従ってくださいね」

と釘を刺しておりました。
母以外の役員さんがしっかりしていらっしゃるから
本当に助かります(120%おんぶにだっこで、母はみなさんの前で歌ってしゃべるだけ…)。

それでたぶん、日曜日の昼に中止の連絡が来たのでしょう。
母、日曜日にカレンダーに書き込み、月曜日はそれを見て華麗に勘違い。
クレーム電話になったようです。

 

「勘違いしちゃったね」てへぺろな母に
「なあに、いつもフクの気持ちが母さんのそばに飛んでるから、
そこにいるような気持ちになっちゃうんですよw」
と模範解答を返しておきました。

「2月に帰ったらごちそう作るから、それまで待っててくださいね」
母の表情が緩みます。よかったよかった。
本当なら毎月今時分帰っているのですもの、無理ないか。
母さん、ごめんよ。

f:id:huku1910:20220124191125j:plain

母が笑ってホッとします。でもちょっぴり寂しそうだな。怒っても、おうちにいるほうがいいもんねぇ。

いろいろ合点がいってよかったです。
離れていると、母の朝令暮改の理由がすぐにはわからないことも多いですが
かならず根拠やきっかけ、キューがあります。

それがわかるとスマートに対処できるし、なにより私の気持ちがラク
私が感情的に反応せずにすみます。
というわけで日々推理。毎日軽く謎解き気分です。
まあいい。
観察や気配でわかるので、HSPはわりと得意なのかもしれません、たぶん。

もうひとつ今日の発見。
私が言っても通じないことでも
お友達に言われたことなら、母はスンと腹に落ちるんだということも納得しました。
まあ、私も似たようなところがあるので、気持ちがわかります。
身内をちょっとナメてしまう…。これも私の伸びしろだな。