認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

昭和のアッパッパー


こちらの都合で呼びかけが遅くなってしまいました。
日課の、夕方Alexa呼びかけ。
「おや可愛らしいお召し物、涼しそうですね」
「アッパッパー、アッパッパーよ。もう20年前のだけどね」
…たぶん、40年前のと思われますが。
20年も40年も60年も、ひとくくりになっちゃう気持ちはわかるような気がします。

「お弁当は届きましたか?」と尋ねられるもキョトンとしている母。
ややあって
「まちのデパートに行って、200円のちらし寿司を2つ買ったから
ひとつは明日の朝に食べる」と言います。

「もしかして今日のお弁当は、外の玄関前におきっぱなしでは!?」
と私が言うと、
「ああ、今冷蔵庫にあるから。明日の朝に食べる」そうです。

…まあいい。

ちょっとした間違い探しの気分ですが
気がついた違和感は上手に飲み込むのです。

元気そうだから、オケー!