認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

自宅の一部停電。電力会社は24時間対応してくれる

【月曜22時】
いつものように、就寝の身支度をととのえながら、
トイレ掃除や、玄関のたたきの拭き上げなど、
就寝前の家事をガガガガっとやって、
使ったぼろ布を流し横のゴミ箱にポイして、振り返ったら、
今いた場所が真っ暗でした。

突然の一部停電。まずはブレーカーチェック

他はふつうに電気がついているのに。


突然起きた一部停電。
意味がわからない。電力負担はかけていないはず。
どうしてブレーカー落ちちゃうんだろう!?
※状況から見るに、ブレーカーの一部落ちだと考えました。

ところが、ブレーカーは落ちていません。

ブレーカーは異状なし。今回わかったことですが、うちのブレーカーは、漏電ブレーカーのついていない古いタイプでした(汗

急場は延長コード&スマホライト・懐中電灯で切り抜ける

頭が真っ白になりました。

どこに助けを求めるべきか?????
我が家は賃貸住宅なので、夜が明けるのを待ち、
朝一で不動産会社なのか(しかも朝が遅い不動産会社…)
独断で電力会社に問い合わせるか。
夜更けだから今のところは万事休す…。
と、困りながら、とりあえず、生きているつながるコンセントにつなぎ、
ウォシュレットも延長コードをなが~~く延ばして生存コンセントにイン。

モジャモジャコードで切り抜けろ!

家の1/3だけが停電状態で
トイレ、洗面所、浴室などの水回りと玄関、
夫部屋だけが停電していました。

 
浴室は、スマホジップロックに入れて、ジップロックの上から操作OK。ジップロックでざっくり防水。

とりあえず、トイレやシャワーは、
懐中電灯やスマホライトを駆使してしのぎました。
光量は足りませんけどなんとかなる。
しのげたものの、うちは水回りに窓がなく、
このエリアは昼も真っ暗。
明日もをこれを続けるのは不便すぎる。

一部停電は、電力会社で24時間対応してくれる

【22時45分】
翌朝いちばんから用事はあるし、背に腹は代えられず、
不動産会社は飛び越えて、つながるならと電力会社に聞いてみることに。
しかも私、首都圏在住ですが、電気の契約先は中国電力…(夫がカープファン)。
でも、サイトを見たら、停電については24時間対応と書いてあり、
電話をかけたらちゃんとオペレーターにつながり、
「ここに電話をかけて」と、管轄の電話番号を教えてくれました。

www.energia.co.jp

【22時50分】
中国電力で紹介していただいた、
東京電力にかけ直すとすぐにつながり、
20分~2時間後に来てくれることに。
もう23時を回っているというのに、ありがたすぎます。www.tepco.co.jp

 

【23時20分】
お越しになる作業員さんが「20分後に伺います」と電話をくださる。

【23時40分】
作業員さんが到着😭
ブレーカーを確認し(外ぶたと中ぶたをはずす)、ものの5分で、
数カ所の配電箇所のみでアクシデントが発生していることを突きとめ、
落ちているところのネジを締めていきました。
すると、停電が解消し、灯りがつきました。
仕事早っ!!! 感動です。

✨神ですわ。✨
元気なネジも残らず、サクサク締めて確認してくださいました。作業していらっしゃるときに伺ったところによると、この日のトラブルはまだ少ないほうで、多いときには夜8時から夜が明けるまで、ずっと飛び回っていることもあるそうです。深夜もずっと!😲
ちなみに、夏よりも冬のほうがトラブルは多いそうです。
電気もヒトと一緒やねんなぁ。ちょっと親近感。

 

原因は、ブレーカーの中のねじが緩みで、
電気が流れなくなってしまったということです。
「でも今までそんなこと一度も体験したことがないのに!?」
と、納得できずに尋ねたところ、
ドア上にあるブレーカーだから、
ドアを開け閉めする振動で、ほんのわずかずつ緩むことが考えられるそうです。
ともあれ、「ブレーカーが焦げているなどの、
深刻なトラブルじゃないからよかったです」とおっしゃっていました。
シュールですね。

料金はかかりませんでした。
器機の修繕などが発生する場合は、
1万3000円かかることもあると電話で伺って覚悟していましたが
今回は無料ですみました(ほっ)。

夜更けにも関わらず、2時間後の24時すぎには完全復旧し、
作業員さんは室内のブレーカーはもちろん、
表のメーター関係のネジも丁寧に締め直してくださって、
次の現場に出発されました。
これにて一件落着です。

 

中国電力さんには、
離れているというデメリットをまったく感じることなくご対応いただきましたが、
結局翌日、電気の契約先を中国電力から東京電力に変更しました。
災害時に、いざというときのトラブルには
近い会社のほうが安心だと思ったからです。自分の気持ちの問題です。
実はそういうわけで、おトクな誘いを振り切って
ガスは東京ガスに、ずーーーっとそのまま依頼しています。この安心はお金に換えられない。
「◎◎はうちと契約したほうが安心」なんて業者側は決して言いませんけど(独占禁止法抵触、たぶん)。

それにしても、今回のように家の中の1/3ほどの緩い感じで
電力がない不便を味わえたことはよい勉強になりました。
水回りの不便さとか、地震に備えるべきこととかが
少し明るくなったような気がします。
電気だけに(違

あと、自宅がちょいとトラブルに見舞われたことで
実家の安全・安心の貯金をしたような気持ちになりました!
まったく気のせいですけど!!

まあいい。

今回の一部停電で活躍してくれた、1人1灯で用意していた懐中電灯。
団らん用にはもう少し大きな灯りがあったらいいかも。検討します。