認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

あんしん・あんぜん、2つ改善

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「あーたは考え方が男性的だからコレ修繕して」
母が持ってきた懐中電灯。
試しにつけてみると、幽霊が現れる前の電灯のように、
ぴか、ぴか、と瞬きしています。

電池が古いのだろうと思ってあらためると、年季を感じるマンガン電池。
正確には“年季”じゃないな、購入時についてくるやつです、きっと。
新品のアルカリ電池に替えたら、シャキンとしてくれました。

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男性的…。幼い頃からよく両親に、「兄と私と、性別が逆だったらよかったのに」と言われました。確かに私はなんでもキャタピラ的に進めていきますが、それは性差じゃなくて、立場とサービス精神です。コレをご覧になった親御さん方、どうかお子さんに、性差のラベリングしないであげてください。ウチは九州だから余計ひどかったのかもしれません。ま、過ぎたことですけど(後遺症!?もたぶんある)。


単一電池の予備はなくて、コンビニに買いに行きました。
その間に、問い合わせしていた
TELLBO(テルボ)のHISモバイルヘルプデスクから返信メールが。


ちなみにうちは、対話ロボットとして使うのは断念。
もっぱらドア振動センサーを活用しています。

 【過去記事】

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小さな赤い箱がドア振動センサーです。つい、母がはずしたくなるデザインw。

実はここ1カ月強、
スマホのTELLBOアプリの、ドア振動センサー通知音が消えてしまい、
改善するために、ヘルプデスクにメールで問い合わせをしていました。
「再起動せよ」とか、「ログアウトしてみよ」とか指示は来るものの、
その通りにしてもまったく改善しませんでした。
木曜日の夕方まで不具合を確認していましたが、
金曜日の午後、回答が。
「通知が届かない不具合につきまして、
修正を行い、現在は復旧しているとのことです。

恐れ入りますが、症状が改善されているかご確認いただければ幸いです。
iphoneのソフトウェアップデートに伴う対応ができていなかったことが
不具合の原因とのことでございました」
…もしかして、ヘルプデスクの中の人はよくわかっていないのかもしれませんね。
三度やり取りして、すべて違う担当者だったし。
まあいい。


帰宅して、ドア振動センサーを振ると、
スマホから懐かしい通知音が響くようになりました。
完全復活です。よかった!


【余談 母の夜回り】
母は夜中に目覚めると、2階にトイレがあるにもかかわらず、2階の自室から暗い階段をおりて、1階のトイレを使うのです。その際、懐中電灯を愛用しています。本人は見守りのつもりらしいです。以前、階段を踏み外したこともあるので本当はやめてほしいのですが。
ちなみに、私の家族は、夜目が覚めると、空間の明かりをつけてトイレに行きます。わたしは明かりをつけず、窓から差し込む薄明かりの中を行動します。パカーンと明るくて目が覚めるのもイヤだし、もともと視力が低く、見えにくいがデフォルトなので気になりません。ただ、つまずかないよう、動線にものを置かないように気をつけています。だから明かりをつけずに懐中電灯…の、母の気持ちは少しわかります。


こちら、紙製懐中電灯です。
紙屋さんの竹尾と、デザイナーの佐藤オオキさん(nendo)、インクジェットの技術を担当したエレファンテックが共同で開発したペーパートーチは、紙を巻いたら懐中電灯になるスグレモノ。欲しいのですが、ちょっぴりお高くてまだ手が届きません。

購入は以下からどうぞ。nendoさんのサイト。