認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

感染させられない。見学自粛の高円寺阿波おどり

高円寺阿波おどり」、大っっっ好きなんですが
高円寺に来て20年、初めて阿波おどりに繰り出さない夏です。

遠距離介護だけならまだしも(帰省まで、期間をあければ対策できる)、
夫が肺がんサバイバーだから、とにかく感染は避けたい。
人混み、絶対イヤ。コワい。マスクしていない人だらけ…。
夫も同じ感覚なのでよかったです。

 

「新型コロナが収束しない限り
私たちが阿波おどりを見にそぞろ歩きすることはもうないねえ。
まあいい。健康第一!」

ちなみに毎年、まずルック商店街のギュウギュウの道幅の狭いところで見物して、
ルックの「七ツ森」あたりでお茶してから、フィナーレはメインストリートの高南通りに移動。応援しながらここでカウントダウンして終了! って感じです。高円寺阿波おどりは、狭い場所も広い場所も、どちらも堪能するのがおすすめです。

今年のパンフレット画像より。いい写真すぎて泣けちゃう。
本大会開催中は、我が家は部屋中にお囃子が鳴り響いてシビれます。阿波おどりは、高円寺の誇り。

 

阿波おどりは見に出ませんでしたが
午前中は高円寺氷川神社神幸祭
こちらは式典に参加させていただき
神輿渡御を見守りました。

 

御神輿にうつられ、まちを練り歩き、神様もお喜びのご様子。
まるで人が肉体を持つように、人のまねごとをするのが、
楽しくていらっしゃるのかもしれないなとふと思いました。

能登のキリコ祭り思い出しました。1カ月間くらい逗留して、お祭りを追いかけたいなぁ


輪島キリコ会館で撮影したもの(2018年)。本番は拝見したことがありません。

 

さて、母の服薬支援。難しいです。壁にぶち当たっています。
薬が消えますの。
母の短期記憶はますます短くなり、10秒持たないことも多発。
「大切な薬だから、フクと一緒に飲みましょうね」
と言うのですが、それも瞬間に忘れてしまいます。
飲む前に消えているということは飲んでいるのか?
ちょいと、遠距離介護の限界を突きつけられております。

母と私がこのスタイルを選ぶ限り
できないことがあるのは仕方ありません。
薬を飲んだから完璧に目が見えるようになるわけでもなかろうし…きっと。
でももう少し、服薬レベルを上げたいところ…。

 

まあいい。