認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

準・いのちの危険!?と娘の失敗

朝、服薬支援でAlexa呼びかけていたら
画面の中にとんでもないものを発見し、私が発狂。
やめろ、母さん、今すぐにだ!!!

人生初の腰痛を経験している母が、杖代わりについていたのは、
私のフラフープ。
ダイエットのため、実家用に買いました。回せませんでしたけどね_| ̄|○
7本の組み立て式の超ヤワなヤツです。
体重かけたら折れるし、はじけるし、大けがしかねないヤツ!!

「お母さん、手を離して。危ないです。
それを杖代わりにしないでください」
と何度叫んでもダメ。
「今日はなんかだめなのよ。いろいろわからない」
と言いながら、「手を離せ」と絶叫している私をよそに
淡々と薬を取りに行き。
日付で今日分を確認し、ひとりで飲むのでした。
できてるやないかーい!!!

カメラに顔を近づけて「母さん、右手を離して!!」と言うと
「フクは顔痛いのね、ひどくなってないの!?」
スイッチが入ってしまいまして。
もうとにかくフクの顔の傷が気になって気になってしょうがない(後述)。

これは、準いのちの危険だわ…と思ったので
民生委員さんに連絡してできるだけ早くおいでいただくことに。
ちょうど実家からすぐの公民館でお仕事中で、飛んで来てくださいました。
フラフープを見て、民生委員さんも絶叫されていました。
フラフープは公民館に。
その代わりに、ずいぶん以前から買って、玄関に放置していた杖を
探してすぐ、母に渡してくださいました。


仕事中にかけつけてくださった、民生委員さん、神!!!

ありがたかったです。本当に。

というわけで、室内で使う杖をポチったほか、お風呂のハイチェアも購入。室内の立ち上がり支えの杖はとても1本じゃ足りなさそうです。

【娘の失敗】
実家に帰る前に、顔のおできを取ってもらおうと皮膚科に行ったら
切除して、縫合してと、結構おおごとになってしまいました。
読み間違えで、お恥ずかしい限りです。
※以前にもそこで同様の案件でお世話になっていたので、そんな大ごとになるとは。
「顔は抜糸まで時間がかかるんですよ。2週間くらいかな。
それまでガーゼは外しちゃダメ」と医師。
※ガーゼ交換はもちろんするのですが。傷は保護しておけの意味らしい。
初日なんてかなり大げさで。


このときは、大仰な絆創膏をフレームアウトさせて
Alexaしておりました(バレなかった)。

翌日、絆創膏も小さくなったし、母は目が見えないし
バレないのでは!?
しかも帰省してもずっと絆創膏だし、今隠してもしょうがないかもと思ったのです。
と、フレームインしたら瞬間にバレました。見えないはずなのに、なんで?


絆創膏もこんなに小さくなってたのに、不思議なこともあるもんです。
ありがたいことに、それからはもう、私の傷を気にしてくれるの、なんの。
肝心の「2週間このまま」は何度伝えても母の中には入らず
「ひどくなってない?」をヘタすると5分ごとにリピート。
ありがたいのですが、

母は骨折渦中で、こっちは治療後なんだけどな!
いろいろ申し訳なかったです。

というわけで、次回の帰省は予定通り一旦帰京。
すぐ皮膚科で抜糸です。

今朝はマスクで絆創膏を隠すのを忘れていたところに
馴染みの植木職人さんとバッタリ。
「あらあら、酔っ払って転んじゃった!? 大丈夫??」

こう見えて、下戸です。

■以下、きのうのコピペで、アフィリエイトのジャンル別まとめ。まだほんの一部です。
  これから少しずつ整えて行こうと思います。ここから購入していただくと、フクにチャリーンとなります。    わたしの推しばかり集めました。

1番目:特大サイズ77×52センチ 2番目:毎年利用しているA2サイズ 3番目:毎年、暦でお世話になっている神宮館からA2サイズのカレンダーが出ているのをみつけたので、今年はこれにするかもしれません。
  

母は視覚障害を起こしていますが、まだ手帖をあきらめていません。
このUDダイアリーデザイン手帖なら見やすいのだそうです。UD手帖はみつからないのでおすすめです。B6とA5サイズがあります。

【冬のおすすめ】
冬の母の寝室の室温管理はデロンギにまかせています。
アナログの24時間タイマーでオンオフを設定。夜中に目が覚めたとき、朝起きたときにちぢみ上がらないようにしています。とても便利。助かっています。


【ご注意】以下の記事にもありますが、ご実家の電力容量にはくれぐれもお気をつけください。購入したけど使えない、ということにならないように! 私は実家の容量を30⇒50アンペアに上げました。以降は楽勝で使えています。

【遠距離介護、最初に揃えたいもの】
遠距離介護が決まったら、まずは実家のWi-Fi環境整えて、カメラ付きのEcho Showをセットします。
これで遠方から「呼びかけ」機能で、実家側は「取る」作業をせずに一方的につなげることができます。
不調時には再起動が必要となるのでスマートプラグがあったほうがいいです。こちら側はスマホで対応可能なので、最初の購入は親側1台でOKです。もちろんこちら側にもデバイスがあれば、より器機と親しめてスキルアップを図れます。

 

【ご注意】Echo Showは機器の名前。それで使うソフトが「Alexa(アレクサ)」。唯一の落とし穴は以下です、最新のWi-Fiを導入しようとするとハマります(私はハマりました)。 認知症対策】
認知症は日付の感覚を喪失します。できるだけ早めに
認知症になる前からでも、カレンダーの前にデジタル日めくりを
合わせて置くようにするのがおすすめです。
巨大な曜日は、認知症が進むと「これしかない!」って感じになってきます。
うちはお薬カレンダーも、デジタル日めくりとセットで置いています。
TVのリモコンは、「早く使うんだった!」と思いました。リモコントラブルが激減しました。

 

【難聴対策】
振動体温計は健常者にもおすすめです。とても使いやすいです。
フラッシュリンガーは音は切り、着信時に光るようにしています。電話を取れる確率がやや上がりました。
 

【衣料】
スリッパはあゆみシューズの室内履きにしています。

2番目は、あからさまな食事エプロンは嫌がるだろうと、おしゃれ系お食事エプロンを揃えました。がっ、スカーフ代わりに使ってしまうという困りごとが発生しました。

下着関連はこちらからどうぞ。

【手すりとステップ】
はじめは孤独に介護していたので、こういうものを自分で地道に揃えて母の動きをサポートしていました。とくに2番目の玄関の踏み台と3番目のアルミステップは日々大活躍です(たっちあっぷは母が嫌がり、現在納戸で待機中)。

これらは介護認定がおりると保険適用でレンタルできることもあるようです。担当のケアマネさんなどのにご相談ください。

【食べもん・飲みもん】
介護食は非常食もかねて常備しています。キユーピーさんの、いけます。
実家には小さいほうじ茶、ポカリスエットオロナミンCを箱買いして置いています。

 

【読むもん】
私の介護のベースになっているものです。3番目は子育ての本なんですが、親の介護でも夫婦関係でも変わらないと思って活用しています。

 

55enkyorikaigo.hateblo.jp

いちばん下までご覧いただき、ありがとうございました!!
よかったらポチってください。励みになります。
  ↓  ↓  ↓