認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

紛失した財布をものの5分で発見_ヘルパーさん来訪41回目

いつものように、訪問介護の仕事始まりのAlexa呼びかけ。
ヘルパーさんに、
「財布がなくなって今日で4日目です。
申し訳ないのですが、ほんの軽くでいいので
探していただけるとうれしいです」
と伝えていたところ、ものの5分で
見事に探し当てたヘルパーさん、神。

母が「そのへんの引き出しも開けて構わないから」と言ったらしく(よかった)、
その通りにそのへんの引き出しを開けたらすぐビンゴだったそうです。
ふだん、私がふきんを整理している引き出しの、
ふきんの下に財布が入っていたそうです。
以前はふきんの下にハサミを何本もしまい込んでいました。
「不潔だからここには入れないで」の札を入れていたのですが…。

鮮やかすぎるお仕事ぶりで、私が興奮するほどでした。

冷蔵庫掃除で見つかった期限切れの手羽先とちくわを、母が「あとで料理するわ」と言って、すかさず「今されたらいかがですか」とお声がけしてくださったヘルパーさん。これまた神です。しかし、できあがったものを味見しろと母に詰め寄られ、申し訳なさ過ぎる現場です。すみません。ありがとうございます。


実はこちらのヘルパーさんは以前も
紛失した年賀状を見つけてくださいました。
古新聞の山の中から!! デキる方です、すごい。
【当時の過去記事です】

 だがしかし、この日の昼過ぎに母から電話がありました。
「財布がない」でした。

「母さん、午前中にヘルパーさんに見つけていただきましたよね?」
と言うと
「あれは昨日かおとといのことよね」ときました。
そうか、認知症のタイム感ってそんなか。


「母さん、私が財布なら、しばらくは出てきたくありません。
大切にしない人の前には現れたくありませんから」
ちょいとキツく言ってしまいました。
認知症じゃないけど、私はダメダメね」
と母を泣かせてしまいました(←母は泣き虫)。

…え、認知症ですよ?

まあいい。

高校生の頃、生前の父に(30年前に他界)
「どんなに正論だとしても
母さんを泣かしたときは100%フクが悪い。そこはハッキリさせておく」
と言われておりまして。やれやれ。
「やれやれ」はわたしだけで、母は【泣いたカラスがすぐ笑った】ので問題ありません。
そして人は、十代の不安な気持ちに瞬時に戻れます。いつも一緒に歩いているからね!

そのあとちゃんと財布が見つかって、コンビニに行けた母。よかったです。大丈夫笑っています。

■以下、きのうのコピペで、アフィリエイトのジャンル別まとめ。まだほんの一部です。
  これから少しずつ整えて行こうと思います。ここから購入していただくと、フクにチャリーンとなります。    わたしの推しばかり集めました。

1番目:特大サイズ77×52センチ 2番目:毎年利用しているA2サイズ 3番目:毎年、暦でお世話になっている神宮館からA2サイズのカレンダーが出ているのをみつけたので、今年はこれにするかもしれません。
  

母は視覚障害を起こしていますが、まだ手帖をあきらめていません。
このUDダイアリーデザイン手帖なら見やすいのだそうです。UD手帖はみつからないのでおすすめです。B6とA5サイズがあります。

【冬のおすすめ】
冬の母の寝室の室温管理はデロンギにまかせています。
アナログの24時間タイマーでオンオフを設定。夜中に目が覚めたとき、朝起きたときにちぢみ上がらないようにしています。とても便利。助かっています。


【ご注意】以下の記事にもありますが、ご実家の電力容量にはくれぐれもお気をつけください。購入したけど使えない、ということにならないように! 私は実家の容量を30⇒50アンペアに上げました。以降は楽勝で使えています。

【遠距離介護、最初に揃えたいもの】
遠距離介護が決まったら、まずは実家のWi-Fi環境整えて、カメラ付きのEcho Showをセットします。
これで遠方から「呼びかけ」機能で、実家側は「取る」作業をせずに一方的につなげることができます。
不調時には再起動が必要となるのでスマートプラグがあったほうがいいです。こちら側はスマホで対応可能なので、最初の購入は親側1台でOKです。もちろんこちら側にもデバイスがあれば、より器機と親しめてスキルアップを図れます。

 

【ご注意】Echo Showは機器の名前。それで使うソフトが「Alexa(アレクサ)」。唯一の落とし穴は以下です、最新のWi-Fiを導入しようとするとハマります(私はハマりました)。 認知症対策】
認知症は日付の感覚を喪失します。できるだけ早めに
認知症になる前からでも、カレンダーの前にデジタル日めくりを
合わせて置くようにするのがおすすめです。
巨大な曜日は、認知症が進むと「これしかない!」って感じになってきます。
うちはお薬カレンダーも、デジタル日めくりとセットで置いています。
TVのリモコンは、「早く使うんだった!」と思いました。リモコントラブルが激減しました。

 

【難聴対策】
振動体温計は健常者にもおすすめです。とても使いやすいです。
フラッシュリンガーは音は切り、着信時に光るようにしています。電話を取れる確率がやや上がりました。
 

【衣料】
スリッパはあゆみシューズの室内履きにしています。

2番目は、あからさまな食事エプロンは嫌がるだろうと、おしゃれ系お食事エプロンを揃えました。がっ、スカーフ代わりに使ってしまうという困りごとが発生しました。

下着関連はこちらからどうぞ。

【手すりとステップ】
はじめは孤独に介護していたので、こういうものを自分で地道に揃えて母の動きをサポートしていました。とくに2番目の玄関の踏み台と3番目のアルミステップは日々大活躍です(たっちあっぷは母が嫌がり、現在納戸で待機中)。

これらは介護認定がおりると保険適用でレンタルできることもあるようです。担当のケアマネさんなどのにご相談ください。

【食べもん・飲みもん】
介護食は非常食もかねて常備しています。キユーピーさんの、いけます。
実家には小さいほうじ茶、ポカリスエットオロナミンCを箱買いして置いています。

 

【読むもん】
私の介護のベースになっているものです。3番目は子育ての本なんですが、親の介護でも夫婦関係でも変わらないと思って活用しています。

 

55enkyorikaigo.hateblo.jp

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