認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

認知症母から深夜の電話

日曜日、朝4時に母からの着信音で起こされました。
切れてしまったのですぐ折り返し、
同時にEcho ShowでAlexa呼びかけ。
救急的に体調が悪いか、すでに死んだか、
悪いことしか考えませんが、
呼びかけるとすぐに母が出てきました。
生きてた! よかった、体調は悪くなさそうです!!

 

「ちょっとどうしよう、どうにも不思議なんだけど、こんなことってあるかしら」
と始まって、
「駅から家に帰ろうとタクシーを探していたら
駅員さんに『その階段を下りたらおうちに行けますよ』と言われて
階段を下りてみたらうちの台所にいたのよ。
そんなことってある? どうなってるのかしら。

しかもこんな格好で駅にいたのよ!
寝間着着て、駅にいるのよ!

お隣に聞いてみようと思ったけど、夜だからどうかと思って
フクに電話してみたの」

 

✔ そっちか!!
✔ お隣突撃を免れてよかった~!!!

深夜、身振り手振りで状況を説明する母です。

ひとしきり話を聞いてから、
「母さんが帰ってこられて本当によかった。
困ったときに私に電話してくれてとてもよかったです。
母さん、きっと夢をみていたんだと思いますから、安心してください。
ほら、いま何時でしょうか❤」

母、時計を見あげて
「4時だって。この時計壊れちゃったみたい」(←自信家)
「母さん、大丈夫、時計は壊れていなくて、今は朝の4時です」
「え!? なに? は? 」しばらく混乱してアタフタしてから
「ごめんごめん、起こしてゴメンね」となりまして、
正常ぶりにひとまず胸をなで下ろしました。戻ってこられてよかった。
自分で「あれ、夢を見ていたんだね」と納得できました。
正確には、「夢みていたんだ」と「どうやってかえってきたのか」を、繰り返していましたが。

「朝までもう少し寝てくださいね」とAlexaを切ったあとで
そんなことを言っても、もしかして本当だったらどうしようと、
怪談好きな私は頭をよぎりまして
玄関の防犯カメラを確かめてみました。

深夜映像が3件ありました。
え、へんなもの、映っていたらどうしよう…とこわごわ再生すると…


ネコちゃぁーん❤ 夜中の訪問者がおりました(違


朝の服薬呼びかけ。
いつもの時間にちゃんと起き、朝食も済ませていた、母。
母が自分から言い出さないので恐る恐る尋ねてみたら
ちゃんと昨夜の夢の内容を覚えていて、
私と話をしたことも覚えていました。
表情も明るい。ひとまずよかったです。


いろんなことがありますな。
まあいい。

■以下、きのうのコピペで、アフィリエイトのジャンル別まとめ。まだほんの一部です。
  これから少しずつ整えて行こうと思います。ここから購入していただくと、フクにチャリーンとなります。    わたしの推しばかり集めました。

1番目:特大サイズ77×52センチ 2番目:毎年利用しているA2サイズ 3番目:毎年、暦でお世話になっている神宮館からA2サイズのカレンダーが出ているのをみつけたので、今年はこれにするかもしれません。
  

母は視覚障害を起こしていますが、まだ手帖をあきらめていません。
このUDダイアリーデザイン手帖なら見やすいのだそうです。UD手帖はみつからないのでおすすめです。B6とA5サイズがあります。

【冬のおすすめ】
冬の母の寝室の室温管理はデロンギにまかせています。
アナログの24時間タイマーでオンオフを設定。夜中に目が覚めたとき、朝起きたときにちぢみ上がらないようにしています。とても便利。助かっています。


【ご注意】以下の記事にもありますが、ご実家の電力容量にはくれぐれもお気をつけください。購入したけど使えない、ということにならないように! 私は実家の容量を30⇒50アンペアに上げました。以降は楽勝で使えています。

【遠距離介護、最初に揃えたいもの】
遠距離介護が決まったら、まずは実家のWi-Fi環境整えて、カメラ付きのEcho Showをセットします。
これで遠方から「呼びかけ」機能で、実家側は「取る」作業をせずに一方的につなげることができます。
不調時には再起動が必要となるのでスマートプラグがあったほうがいいです。こちら側はスマホで対応可能なので、最初の購入は親側1台でOKです。もちろんこちら側にもデバイスがあれば、より器機と親しめてスキルアップを図れます。

 

【ご注意】Echo Showは機器の名前。それで使うソフトが「Alexa(アレクサ)」。唯一の落とし穴は以下です、最新のWi-Fiを導入しようとするとハマります(私はハマりました)。 認知症対策】
認知症は日付の感覚を喪失します。できるだけ早めに
認知症になる前からでも、カレンダーの前にデジタル日めくりを
合わせて置くようにするのがおすすめです。
巨大な曜日は、認知症が進むと「これしかない!」って感じになってきます。
うちはお薬カレンダーも、デジタル日めくりとセットで置いています。
TVのリモコンは、「早く使うんだった!」と思いました。リモコントラブルが激減しました。

 

【難聴対策】
振動体温計は健常者にもおすすめです。とても使いやすいです。
フラッシュリンガーは音は切り、着信時に光るようにしています。電話を取れる確率がやや上がりました。
 

【衣料】
スリッパはあゆみシューズの室内履きにしています。

2番目は、あからさまな食事エプロンは嫌がるだろうと、おしゃれ系お食事エプロンを揃えました。がっ、スカーフ代わりに使ってしまうという困りごとが発生しました。

下着関連はこちらからどうぞ。

【手すりとステップ】
はじめは孤独に介護していたので、こういうものを自分で地道に揃えて母の動きをサポートしていました。とくに2番目の玄関の踏み台と3番目のアルミステップは日々大活躍です(たっちあっぷは母が嫌がり、現在納戸で待機中)。

これらは介護認定がおりると保険適用でレンタルできることもあるようです。担当のケアマネさんなどのにご相談ください。

【食べもん・飲みもん】
介護食は非常食もかねて常備しています。キユーピーさんの、いけます。
実家には小さいほうじ茶、ポカリスエットオロナミンCを箱買いして置いています。

 

【読むもん】
私の介護のベースになっているものです。3番目は子育ての本なんですが、親の介護でも夫婦関係でも変わらないと思って活用しています。

 

55enkyorikaigo.hateblo.jp

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