認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

母の読経_リモートワークのリスク

コロナ禍以前から、ずっとリモートワークをしていました。
もともと国内移動の多い仕事で、
移動先の環境で、いつもの自分の仕事をストレスなく進めるために、
ノートPCやらスマホタブレット、アプリの数々に助けられてきました。

コンビニがある場所ならば、私が使うたいがいの書類はプリントアウトできます。
必要情報は自分のクラウドにアップしておけば、
あとはスマホさえあればほぼなんでもできて、とても便利です。


実家でも、母が急性膵炎で入院し
遠距離介護が本格化したのを機に(2018年)、
Wi-Fi環境を整えて、複合機を導入しました。
以来、リモートワークは自分のデフォルトで、
いい時代になったことを噛みしめていました。
コロナ禍ではリモートワーク人口が増えて、地味にうれしかったです。

 

今も実家で母のお世話をしながら仕事が続けられるのは
ICTの進化と、周囲のみなさんの理解があってこそでして、
「実家にいます」ということを理解してくださっている方もいれば
そんなことは全く関係なく、ごくごくふつうに仕事を進めている仕事先もあります。
どちらにしてもありがたいです。

今回、母の腰椎圧迫骨折に伴い、介護ベッドの導入となり、
私の作業部屋を母の新寝室として明け渡すことに。
私の作業場所は2階の仏間になりました。
※本当を言うと、
「2階は全部私の部屋なのーっ!!フクは来ないで!💢」
と大騒ぎになってたいへんでした。それは無理スジですよ、母さん。

というわけで、複合機もみんな2階仏間に移動してきて、
リモートミーティングに備えて、
有線のLANケーブルも引いてもらったので、無敵です。

窓の手前のスペースを使ってスタンディングで仕事をしています。仏壇背負ってます。コードが見苦しくてすみません。

以前と何が変わったかというと、昼も夜もドアを閉めることなく
開け放して仕事をするようになりました。
母の気配しだいで飛んで行けるようにしています。

…わりと、寒いw。

先日この2階仏間、新しい作業場で
リモートミーティングをしていました。
できれば背景に仏壇が入らないようにとか、
画角を気にかけるわたくし。

 

ミーティングも佳境で、熱く語っていると
なんか画面の中で自分の背景が揺れているんですよね。
え? と思ったら、母がカットイン。
私の真後ろに来て、
仏壇でお経さんをあげはじめた!!!

 

ミーティング相手の方にはたいへん、たいへん申し訳ないことをしました。
※母の認知症のこともよく知っている方なので「いいからいいから」と寛大で。
 リモートワークのリスクですわな。

まさかの、母、背景で読経。

 

まあいい。

■以下、きのうのコピペで、アフィリエイトのジャンル別まとめ。まだほんの一部です。
  これから少しずつ整えて行こうと思います。ここから購入していただくと、フクにチャリーンとなります。    わたしの推しばかり集めました。

1番目:特大サイズ77×52センチ 2番目:毎年利用しているA2サイズ 3番目:毎年、暦でお世話になっている神宮館からA2サイズのカレンダーが出ているのをみつけたので、今年はこれにするかもしれません。
  

母は視覚障害を起こしていますが、まだ手帖をあきらめていません。
このUDダイアリーデザイン手帖なら見やすいのだそうです。UD手帖はみつからないのでおすすめです。B6とA5サイズがあります。

【冬のおすすめ】
冬の母の寝室の室温管理はデロンギにまかせています。
アナログの24時間タイマーでオンオフを設定。夜中に目が覚めたとき、朝起きたときにちぢみ上がらないようにしています。とても便利。助かっています。


【ご注意】以下の記事にもありますが、ご実家の電力容量にはくれぐれもお気をつけください。購入したけど使えない、ということにならないように! 私は実家の容量を30⇒50アンペアに上げました。以降は楽勝で使えています。

【遠距離介護、最初に揃えたいもの】
遠距離介護が決まったら、まずは実家のWi-Fi環境整えて、カメラ付きのEcho Showをセットします。
これで遠方から「呼びかけ」機能で、実家側は「取る」作業をせずに一方的につなげることができます。
不調時には再起動が必要となるのでスマートプラグがあったほうがいいです。こちら側はスマホで対応可能なので、最初の購入は親側1台でOKです。もちろんこちら側にもデバイスがあれば、より器機と親しめてスキルアップを図れます。

 

【ご注意】Echo Showは機器の名前。それで使うソフトが「Alexa(アレクサ)」。唯一の落とし穴は以下です、最新のWi-Fiを導入しようとするとハマります(私はハマりました)。 認知症対策】
認知症は日付の感覚を喪失します。できるだけ早めに
認知症になる前からでも、カレンダーの前にデジタル日めくりを
合わせて置くようにするのがおすすめです。
巨大な曜日は、認知症が進むと「これしかない!」って感じになってきます。
うちはお薬カレンダーも、デジタル日めくりとセットで置いています。
TVのリモコンは、「早く使うんだった!」と思いました。リモコントラブルが激減しました。

 

【難聴対策】
振動体温計は健常者にもおすすめです。とても使いやすいです。
フラッシュリンガーは音は切り、着信時に光るようにしています。電話を取れる確率がやや上がりました。
 

【衣料】
スリッパはあゆみシューズの室内履きにしています。

2番目は、あからさまな食事エプロンは嫌がるだろうと、おしゃれ系お食事エプロンを揃えました。がっ、スカーフ代わりに使ってしまうという困りごとが発生しました。

下着関連はこちらからどうぞ。

【手すりとステップ】
はじめは孤独に介護していたので、こういうものを自分で地道に揃えて母の動きをサポートしていました。とくに2番目の玄関の踏み台と3番目のアルミステップは日々大活躍です(たっちあっぷは母が嫌がり、現在納戸で待機中)。

これらは介護認定がおりると保険適用でレンタルできることもあるようです。担当のケアマネさんなどのにご相談ください。

【食べもん・飲みもん】
介護食は非常食もかねて常備しています。キユーピーさんの、いけます。
実家には小さいほうじ茶、ポカリスエットオロナミンCを箱買いして置いています。

 

【読むもん】
私の介護のベースになっているものです。3番目は子育ての本なんですが、親の介護でも夫婦関係でも変わらないと思って活用しています。

 

55enkyorikaigo.hateblo.jp

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