認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

入眠時のメンタル≒起床時のメンタル_幸せの閾値

実家では、2階のもと母の部屋で、
「あのベッドは硬い💢」と、母が怒ったベッドで寝ています。
自宅で使っているものと同じ製品です。

私は長く布団派でしたが
朝、起き上がれなくなってしまい(身体の問題です)、
2017年10月にベッドを導入したのです。

ベッドだと、起床して足さえ地につけられれば、
時間をかければなんとかなります。
ちょっと生まれたての子鹿みたいになるけど。
ベッドユーザーとしては経験が浅すぎるのでアレですが
膝とか腰とか首とかきている方には、ベッドはお勧めです。
起床時の身体的苦痛がかなり軽減されます。

50代前半の自分の身体ですらこんなでつらいから、
私より31歳年上の母はさぞつらかろうと、母にも導入。
2017年12月のことでした。


母はそれまで布団で寝起きし、
毎朝毎晩、布団をたたんで押し入れの上の段にしまっていたのです。
片付けられない母が、それだけはしていました。偉かった!


 

現ベッドは、自分で組み立てるタイプの安いもので、
この上に敷き布団を敷いて、ベッド風に使っています。
つくりは案外しっかりしていて、寝返りを打ってもきしまないのがいいです。
あと薬剤を使っていない触れ込みなのも気に入りました。実際苦しくありません。
自分はもともと、甲田療法の平床寝台を使っていたので、かたいのは問題ありません。そんなボヘミアンをして、たどり着いたベッドでした。平床寝台にご興味のある方はこちらを…


 


あのとき母にベッドを導入できて本当によかった。
その12月の大晦日に母は救急搬送され、入院。
翌年始まった自宅療養も、ベッドなしにはありえませんでしたから。

 

ところで私、夜ベッドに入った瞬間はうれしくてたまらず、
「しあわせ~~!!!!!」と声が出ます。
1、2分は幸せをしみじみ噛みしめます。ホントうれしくて。布団、ラブ。
(最近は「Alexa、灯りを消して。ありがとう!!」の感激も入って、さらに幸せ)
時々ばたぐるうようにして大げさに幸せを表現します。
大げさでいいんです。だってよくよく考えたら本当にどえらい幸せですから。

 

すると何がいいって、
翌朝目が覚めたときも、うれしいの。
そこはかとなく多幸感があるんです。
おすすめです。眠る前にしみじみ幸せを噛みしめること。
入眠時のメンタルが起床時に持ち越されるって、ホントなような気がします。

 

あと、布団の中では考え事を一切しないことです。
ネガティブなことを考えそうになったら
「…と思いましたがやめまーす」で強制的に切り替えます。
だまされたと思って続けていたらクセがつきましたよ。ラッキー。


20代から40代、私は、布団でゆっくり眠れることが非常に少なかった。
事務所のゆかやソファ、うちでも、ゆかにそのまま横になって眠ることが多かったのです。
(眠りすぎないように。眠ったときも睡眠時に問題解決に努める、あるいは、緊張状態を保ってショートスリープに努めていました、当時は)
振り返れば、筋金入りの不器用だったのかもw。
だから今、毎晩、夜、普通の時間にベッドに入ることができるのは至福です。
それで6時間も眠って朝起きた日にゃぁ、
目覚めたときには「ああ、しあわせ」。
いえ、今は、3時間眠って起きても、
なんだかんだで1時間ちょっとしかなくても、やっぱり「しあわせ」だな。
たぶん幸せの閾値がめっちゃ低い。

 

こんな能天気ですが、
若い頃は、目覚めた瞬間に悲しくてたまらず、
おいおい泣いていた時期もあるんです。
今は昔。遠い昔。
幸せに眠り、幸せに目覚める58歳です。

■以下、きのうのコピペで、アフィリエイトのジャンル別まとめ。まだほんの一部です。
  これから少しずつ整えて行こうと思います。ここから購入していただくと、フクにチャリーンとなります。    わたしの推しばかり集めました。

1番目:特大サイズ77×52センチ 2番目:毎年利用しているA2サイズ 3番目:毎年、暦でお世話になっている神宮館からA2サイズのカレンダーが出ているのをみつけたので、今年はこれにするかもしれません。
  

母は視覚障害を起こしていますが、まだ手帖をあきらめていません。
このUDダイアリーデザイン手帖なら見やすいのだそうです。UD手帖はみつからないのでおすすめです。B6とA5サイズがあります。

【冬のおすすめ】
冬の母の寝室の室温管理はデロンギにまかせています。
アナログの24時間タイマーでオンオフを設定。夜中に目が覚めたとき、朝起きたときにちぢみ上がらないようにしています。とても便利。助かっています。


【ご注意】以下の記事にもありますが、ご実家の電力容量にはくれぐれもお気をつけください。購入したけど使えない、ということにならないように! 私は実家の容量を30⇒50アンペアに上げました。以降は楽勝で使えています。

【遠距離介護、最初に揃えたいもの】
遠距離介護が決まったら、まずは実家のWi-Fi環境整えて、カメラ付きのEcho Showをセットします。
これで遠方から「呼びかけ」機能で、実家側は「取る」作業をせずに一方的につなげることができます。
不調時には再起動が必要となるのでスマートプラグがあったほうがいいです。こちら側はスマホで対応可能なので、最初の購入は親側1台でOKです。もちろんこちら側にもデバイスがあれば、より器機と親しめてスキルアップを図れます。

 

【ご注意】Echo Showは機器の名前。それで使うソフトが「Alexa(アレクサ)」。唯一の落とし穴は以下です、最新のWi-Fiを導入しようとするとハマります(私はハマりました)。 認知症対策】
認知症は日付の感覚を喪失します。できるだけ早めに
認知症になる前からでも、カレンダーの前にデジタル日めくりを
合わせて置くようにするのがおすすめです。
巨大な曜日は、認知症が進むと「これしかない!」って感じになってきます。
うちはお薬カレンダーも、デジタル日めくりとセットで置いています。
TVのリモコンは、「早く使うんだった!」と思いました。リモコントラブルが激減しました。

 

【難聴対策】
振動体温計は健常者にもおすすめです。とても使いやすいです。
フラッシュリンガーは音は切り、着信時に光るようにしています。電話を取れる確率がやや上がりました。
 

【衣料】
スリッパはあゆみシューズの室内履きにしています。

2番目は、あからさまな食事エプロンは嫌がるだろうと、おしゃれ系お食事エプロンを揃えました。がっ、スカーフ代わりに使ってしまうという困りごとが発生しました。

下着関連はこちらからどうぞ。

【手すりとステップ】
はじめは孤独に介護していたので、こういうものを自分で地道に揃えて母の動きをサポートしていました。とくに2番目の玄関の踏み台と3番目のアルミステップは日々大活躍です(たっちあっぷは母が嫌がり、現在納戸で待機中)。

これらは介護認定がおりると保険適用でレンタルできることもあるようです。担当のケアマネさんなどのにご相談ください。

【食べもん・飲みもん】
介護食は非常食もかねて常備しています。キユーピーさんの、いけます。
実家には小さいほうじ茶、ポカリスエットオロナミンCを箱買いして置いています。

 

【読むもん】
私の介護のベースになっているものです。3番目は子育ての本なんですが、親の介護でも夫婦関係でも変わらないと思って活用しています。

 

55enkyorikaigo.hateblo.jp

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