認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

認知症母、ヘルパーさんの度肝を抜いてしまう_ヘルパーさん来訪45回目


相変わらず支援に対する拒否感はあるものの、かなり軽いです。「イヤイヤ」言いながら少しアテにしているのを感じます。
今日から週2に。実家は、初めての月曜日ヘルパーさんでした。
お昼近い午前中に、支援へ入っていただきます。

いちばんの目標は、腰椎圧迫骨折で、ベッドで過ごす時間が増えた母のために
ベッドまわりを清潔に保っていただくことです。
母にはパジャマを替えて、ヘルパーさんに洗濯してもらうように伝えました。

 

いつもなら支援の始まりと終わりにはAlexa呼びかけするのですが、
ちょうどその時間は私は所用があり、いつものようなフォローができません。
ヘルパーさんがお越しになる少し前に母に呼びかけて、
玄関のカギを開けてから、ベッドで休むように伝えました。
所用一段落してから、
支援の中途にAlexa呼びかけして、ヘルパーさんとお話しできました。

 

ヘルパーさんから以下の報告を受けまして。
「カギが開けてもらっていたので入ってくることができましたが、
私が寝室に入るときにちょうど母が寝室から出てくるところに鉢合わせてしまい
お母様がたいそう驚かれてしまって…」

それを聞いて、ヘルパーさんに申し訳なくて、丁重にお詫びしたおしました。
「いえ、私がお母様を驚かせてしまったのです」
とおっしゃいますが
「状況は理解しておりますが、
想像を遙かに超えた大音響で母に絶叫されて、
さぞおつらかったのではないでしょうか。
たいへん申し訳ございませんでした」と言うと、苦笑いしておられました。
やっぱり。

 

母は、
うぎゃーーーーーーー!!!
みたいな絶叫をかますので
まともに浴びるとこちらのダメージが半端ないのです。

 

「母は驚きやすいうえに、聞こえないので、
近寄るときは必ず声をかけながら、手を叩きながらお願いします」
は伝えていますし、そのように細心の注意を払っていただいているのに
絶叫を浴びるわけですから…申し訳ないの、なんの。
どうか母のことを嫌いにならないでください と思いました(言わなかったけど)。

 

夕方5時に母に呼びかけたときには
母にはそのことには一切触れていません。
母には驚いたことは忘れて欲しいので一切蒸し返さず。
最近は暗くなるのも早いので
「もう全部終わったから寝るわ」と母。


母が(視野狭窄のために)「TV見られない、本も読めない」と嘆くので、じゃあ歌おう!と「きよしこの夜」を歌う母娘(ご近所さんごめんなさい)。

Alexaで一緒に12月の歌「きよしこのよる」をコーラスしてから
晴れやかに「おやすみなさい」で通信を切ります。
今日はこれで終わり! ヤホー!!!。


思いきり歌えたので楽しそうな母です。

1時間後に再度「そろそろ寝ようと思う」
母から電話(取り込み中で着信に気づけず)。
留守電にメッセージが入っていたので、寝室にAlexa呼びかけでつなぎます。
相変わらずこちらから母は見えませんが、
母が楽しそうにしているのはわかるのでまあいい。

■以下、きのうのコピペで、アフィリエイトのジャンル別まとめ。まだほんの一部です。
  これから少しずつ整えて行こうと思います。ここから購入していただくと、フクにチャリーンとなります。    わたしの推しばかり集めました。

1番目:特大サイズ77×52センチ 2番目:毎年利用しているA2サイズ 3番目:毎年、暦でお世話になっている神宮館からA2サイズのカレンダーが出ているのをみつけたので、今年はこれにするかもしれません。
  

母は視覚障害を起こしていますが、まだ手帖をあきらめていません。
このUDダイアリーデザイン手帖なら見やすいのだそうです。UD手帖はみつからないのでおすすめです。B6とA5サイズがあります。

【冬のおすすめ】
冬の母の寝室の室温管理はデロンギにまかせています。
アナログの24時間タイマーでオンオフを設定。夜中に目が覚めたとき、朝起きたときにちぢみ上がらないようにしています。とても便利。助かっています。


【ご注意】以下の記事にもありますが、ご実家の電力容量にはくれぐれもお気をつけください。購入したけど使えない、ということにならないように! 私は実家の容量を30⇒50アンペアに上げました。以降は楽勝で使えています。

【遠距離介護、最初に揃えたいもの】
遠距離介護が決まったら、まずは実家のWi-Fi環境整えて、カメラ付きのEcho Showをセットします。
これで遠方から「呼びかけ」機能で、実家側は「取る」作業をせずに一方的につなげることができます。
不調時には再起動が必要となるのでスマートプラグがあったほうがいいです。こちら側はスマホで対応可能なので、最初の購入は親側1台でOKです。もちろんこちら側にもデバイスがあれば、より器機と親しめてスキルアップを図れます。

 

【ご注意】Echo Showは機器の名前。それで使うソフトが「Alexa(アレクサ)」。唯一の落とし穴は以下です、最新のWi-Fiを導入しようとするとハマります(私はハマりました)。 認知症対策】
認知症は日付の感覚を喪失します。できるだけ早めに
認知症になる前からでも、カレンダーの前にデジタル日めくりを
合わせて置くようにするのがおすすめです。
巨大な曜日は、認知症が進むと「これしかない!」って感じになってきます。
うちはお薬カレンダーも、デジタル日めくりとセットで置いています。
TVのリモコンは、「早く使うんだった!」と思いました。リモコントラブルが激減しました。

 

【難聴対策】
振動体温計は健常者にもおすすめです。とても使いやすいです。
フラッシュリンガーは音は切り、着信時に光るようにしています。電話を取れる確率がやや上がりました。
 

【衣料】
スリッパはあゆみシューズの室内履きにしています。

2番目は、あからさまな食事エプロンは嫌がるだろうと、おしゃれ系お食事エプロンを揃えました。がっ、スカーフ代わりに使ってしまうという困りごとが発生しました。

下着関連はこちらからどうぞ。

【手すりとステップ】
はじめは孤独に介護していたので、こういうものを自分で地道に揃えて母の動きをサポートしていました。とくに2番目の玄関の踏み台と3番目のアルミステップは日々大活躍です(たっちあっぷは母が嫌がり、現在納戸で待機中)。

これらは介護認定がおりると保険適用でレンタルできることもあるようです。担当のケアマネさんなどのにご相談ください。

【食べもん・飲みもん】
介護食は非常食もかねて常備しています。キユーピーさんの、いけます。
実家には小さいほうじ茶、ポカリスエットオロナミンCを箱買いして置いています。

 

【読むもん】
私の介護のベースになっているものです。3番目は子育ての本なんですが、親の介護でも夫婦関係でも変わらないと思って活用しています。

 

55enkyorikaigo.hateblo.jp

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