認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

視力低下の母のためのお薬カレンダーカスタマイズ

毎夜、母に
「ちょっと聞くんだけど、フクは明日の朝帰るのよね」
聞かれております。
「大丈夫母さん、来週いっぱいいますよ」と言うと、毎回新鮮に驚いてくれます。
母、【来週】がわかっていないと思いますが、まあいい!

 

おかげさまで母の腰椎圧迫骨折の予後もよく、
上げ膳据え膳は終わり。
母が服薬の仕方を忘れないように、私の帰省中も、
お薬カレンダーから母には自分で薬を取ってもらいます。

 
正直に言います。日付と曜日、まちがえとるやないかーい、じぶん!!(このあと修正しました)

介護ベッド導入を機に、母の居住スタイルも変わったので、
それに伴い、ダイニングにAlexaを増設し、
お薬カレンダーもダイニングに移動。
以前よりも格段に見やすくなったと思います。

ただ、位置を変えたことではじめは大混乱。
一時はどうなることかと思いましたが
日に2回毎日やっていると、
2週間くらいで新たな場所を覚えてくれました。
認知症でも新しいことを覚えられるのは素晴らしいです。
こちらの根気も大事。

現状の問題点は、
母が、フックからカレンダーを乱暴にはずすのをなんとかしたい。
文字が見えないから、引きちぎって近くで見ようとします。
(外すと入れている目薬などが飛んでいってしまい、永遠のお別れ…)

これはフック部分にゴム紐をつけることで、
びろーんと引っ張ることができるようになり、
少し問題解消できました。

でも根本的に解消すべき問題は
視力低下を起こしている母が
さらに見やすく、もっと使いやすく改善するという点に尽きます。
とにかく継続して細かく観察し、改良を続けています。
今回の帰省期間で、ある程度落ち着くといいのですが。

情報をシンプルにして、曜日とアサ・ヨル文字を超ゴシックにしてみました。そしたら日付がいっそう見づらいのか!? まだ最適解はつかめていない気がして、改善は続きます。ほふく前進!

私はこれを4週分購入して、帰省時に1カ月分のお薬をセット。
1週間ごとにヘルパーさんが掛け替えてくださいます。