認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

認知症の遠距離介護、服薬支援ヤッホー

すごい! 母、自分でカレンダーを「5月」に変えていました!

母の朝晩の服薬は
一包化していただいているお薬(2粒)。そして2種類の点眼です。
母専用オリジナルの服薬カレンダーも功を奏し、
毎日の服薬はわりと上手くいっています。
Alexaで毎回呼びかけ、母が指定のカ所の薬を取って、飲んでもらいます。

 

とんでもないところに手を伸ばしたり、
カレンダーをフックからもぎとったりの母のやんちゃも発生し、
(これをやられると中のものが飛んでいってしまうので、フックにゴムをつけて対策済み)
二日に一回は私の絶叫がご近所にとどろきますが、まあ上等です。

問題の多い服薬を先にして、そのあとで点眼を行いますが
ほぼ毎回「もう目薬は終わった!」と言われます。
「はーい、じゃあ一緒にもう一回やりますよ」と言ってやってもらっています。
シビアに見ればグダグダですが、まあ上等です。
母一人では全くできないことなので、Alexaさまさまでございます。

ポイントは、Alexa越しにこちらから見える位置に
使いやすい服薬カレンダーを取り付けることです。
結局、市販品を母専用にカスタマイズするのが最もやりやすい。
私はこれを4枚(1カ月分)用意してカスタマイズし、帰省のたびに次の1カ月分を準備しています。カレンダーもカスタマイズしますが、一包化した薬袋も、縁には薬袋が見えやすいよう、取り出しやすいようにマステを貼り、太くデカくゴツく日にちと曜日を書いています。

【過去記事カスタマイズの模様を書いています】

 

水曜夜の母はごきげん。
「母さん、もうすぐお歌を披露するデイサービスですよ。あさって!」
と言ったら、画面の私に向かって

またまた「おてもやん」をフリ付きで披露してくれました。
トンカラリ体操も歌って踊る母。
(「隣組」の替え歌で体操付き。母が考えたと言いますが、真偽は不明)
仕方ないので、私も一緒に歌いました。
門前の小僧…で、いつの間にか私も歌えるようになってますねん。

でも…Alexaボリューム100ですから。
ご近所に響き渡るレベルですから。

_| ̄|○
まあいい。

 

「さあ母さん、楽しいことを見つけに行きましょう」
この一言が、母のやる気スイッチを押してくれることがわかってきました。
元気なときに限りますが。

母さん、応援してますよ。