リウマチ性間質性肺炎の再発で入院中のきょうだいと、
ビデオ通話で様子を聞きながら学んだこと。
もちろん、状況と場合によりけりでしょうが、
「出る咳は我慢しないほうがいい」。
【咳は我慢しないほうがいい】
◎咳が出るのを我慢してはいけない。咳をするために使う筋肉もあり、
嚥下に必要な筋肉を衰えさせないためにも、我慢せず咳をすることは大事。
◎また咳によって菌を体外に排出できることもある。
排出できないと肺炎まっしぐら。
◎声が出しにくくても、しんどくても、かすれても、
(声帯麻痺のきょうだいの場合は)発声したほうがよかった。
ささやき発声が常態化することで嚥下する筋肉も徐々に弱まる。
※ひどい咳で体力は消耗するし、肋骨折れることもあるし、咳の根源となるものを治療すべきなのは言うまでもありません。
きょうだいが嚥下機能のテストを受けると
ちょいと衰えていることが指摘され、
理由として考えられるのが上記なんだそうです。
さらに衰えると、咽せたときに咳をすることもできなくなり
すると肺にはばい菌が繁殖し、
誤嚥性肺炎まっしぐらなわけです。おおこわ。
きょうだいは肺炎、夫は肺がんやら気胸やらで、私の身の周りでは
非カゼの咳が日常茶飯でございます。
夫は術後2年経つもまだ咳しています(医師も疑問を呈すようになってきました)。
実は母も昔から空咳をします。横になったら軽い空咳が出ます。
まあ、母を詳しく調べると、ホコリの1つや2つは出てくると思うので
調べません。91まで頑張っているので、オケー!
それにしても嚥下にまつわる体のしくみは神秘だと常々感じています。
元気なわたくしは、ふつうに食事してふつうにゴックンと飲み込んで
ものをおいしくいただくことができます。
でも、咀嚼したもの、飲み込む喉に意識を集中しすぎてしまうと
喉の奥での処理に戸惑ってしまうことがあります。
ざっくり言うと、
そこは体に任せるところで、脳の出番ではない、みたいな。
嚥下の繊細な判断は体まかせがいちばんという気がしています。
加齢と共にそれができにくくなっていくのですよね。
嚥下のしくみの動画です。神秘の嚥下機能がわかりやすい。
若い時は微塵も不安はありませんでしたが、
アラ還の今、アメを舐めながらの咳は冷や汗ものになってきました。
意図せず気道にアメを吸い込んでしまう可能性が拭えない!
私もトレーニングしなきゃならないお年頃になってきたのかもしれません。
まあいい。
母は元気。
木曜日の血液検査結果が良好なら、退院して自宅療養に切り替わるそうです、きょうだい。それにしても、電子たばこを続けながら、リウマチ性の病気を治そうとか、本来ありえんと思うけれども舐めてんのか。と、言っても聞かずなので…まあいい。医療費の無駄遣いですけどね。きっと、それでもまだリアルじゃないんでしょう。たばこ恐るべしだよ。かくいう私も、禁煙のきっかけは、リウマチ専門医を受診する際、禁煙が条件だったからです。テヘペロ。