認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

どうやら母に忘れられていた模様…

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2020/05/12の羽田空港国内線第2ターミナル。今日も閑散としていました。
「他道府県に行くな」と書いてあり、必要・旧では急ではあるものの、申し訳ない気分も少し。

 

今回も無事に介護帰省できました。
ただ、思っていた以上に母との意思の疎通ができていなかったというか、

前回と比べて決定的に何か進んでいるような
ただ私の配慮が足りないだけ、思い過ごしなのかもしれませんが。

夕方私が家に到着。
ピンポーンを押して玄関でカギを開けてくれるのを待っていたら
扉が開いて顔を見るなり、「ギャッ」と驚かれてしまいました。
「驚いたせいで心臓が痛い」としばらく責められました。

前夜は「いつものようにお弁当を買っていくから夕食一緒に食べようね。夕方7時ね」
と、電話で約束して盛り上がっていたのに
母はひとりコンビニ弁当を食べていました。
やはり前夜、「お風呂湧かして先に入っておくからね」と母が言いましたが
記憶になく、混乱しているようでした。
「夜遅く、9時くらいに来るって言ったじゃない」と、怒っています(言ってない)。
母はすぐ別の部屋に。テレビを見に、消えてしまいました。

まあね、バツが悪くて母は怒るしかないかな。私と一緒にいるのもイヤかな。
新型コロナ感染症対策で、飛行機の発着時刻が大きく変わるので
1か月前にカレンダーに書き入れた時間は変更になってしまいます。
帰省前夜はごきげんさんで、電話で話して「オッケー!」のノリだったので
問題ないと思い、昨日は朝から一度も電話していなかったのです。
朝出る前とか、空港に着いてからとか、何度か電話してあげればよかったです。
私が感じているよりもずっと物忘れは深刻なのだと思いました。

母に自分の顔を見て驚かれたり、非難されたりすると、
あろうことか、私のインナーチャイルドが大暴れしました。
「介護の現場でそれは不毛!」とわかっていても
あばれる、あばれる。泣きたくなる。
“お母さん大好きフクちゃん”、ちょっと可哀想でした。
すぐ立て直しましたので大丈夫です。

ひとりの夕食後、とりあえず冷蔵庫整理し、45リットルゴミ袋ひとつ分まとめました。
就寝前に引き出しの中のふきんを全部酸素漂白。
週間天気予報を眺めながら、作戦を立てているところです。
粛々と進めて参りましょ。

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母のリアル夕食。小さなコンビニ弁当を昼と夜とで食べるのだそう。
でも全然たべきれていないし気になるな…。