認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

配食業者を変更!? でも不義理にしたくないし…

  
保冷ボックスに入れるのも諦めました。母が慣れた保冷バッグに入れてお弁当が届きます。母、たびごとにちゃんと取り込むことができています。

月曜日の訪問介護の際に
ヘルパーさんに言われたこと。
「◎△さん(母)がお弁当がワンパターンなので飽きてきたそうで
業者を替えることもできますよと、◎△さんさんにお伝えしたところです」

ぐふぅ。

母がそこはかとなく今の配食に飽きてきているのはわかります。
今に始まったことではありません。
少し前からの「ありがたいありがたい」の感謝期を経て
ここ数日は「ワンパターンだ」のグチグチ期です。

ここで私が、「ハイハイわかりました、業者さんの変更ですね」
と気持ちよく動けないのには理由があります。

業者変更に動けない理由①
業者さんにとっては甚だ面倒なときも、ひと言も文句を言わずに
粛々と務めを果たしてくださっているから。

初めてお願いしたのは2018年1月。
母が急性膵炎で入院したあとに退院し、自宅で独居。サポートなし。
食事どうしようと想いを巡らせていたときに
私が思いついて、調べて依頼した先です。

当時は介護認定などおりる前。どこにも相談する先もなく孤独でした。
介護アカウントのTwitterも始めていませんでした。
そんな中、電話で実家市の配食屋さんにあたりをつけて電話。
「明日からお願いできないか」と無理な依頼をする中で
快く対応してくださったのが今の業者さん。
初めてつきあった人と今もおつきあいが続いている。
そんな感じ。私はほかを知らんのです。

はじめこそ毎日でしたが、母が落ち着いてくると、
「週1で夕食のみ」、それも月に一度は娘の帰省とともにお休みという
なかなかしょっぱい顧客だったのです、我が家は。

それでいて、母の状態に合わせて、配食の回数を増やしたときも
即座に対応してくださる。
デイだからお休みをお願いすると
「お母さん、きっと楽しまれていらっしゃるでしょうね」と寄り添ってくださる。

しかも、難聴の母のために、現在は
食事を届けたら私にショートメールで度ごとにお知らせしてくださいます。
たぶん手間のかかる顧客だと思います。

業者変更に動けない理由②
配食内容が業者によって劇的に変わるとも思えない
お店を替えたら替えたで母はすぐに飽きるはず。
母は視力と認知力低下でワンパターン」と言うにすぎず、
おそらくどの業者のお弁当でも「ワンパターン」と感じるはず。
もとより、業者を替えて、度ごとにメールとか、帰省の度に休むとか
細やかなサービスのクオリティは確保されるのか?

業者変更に動けない理由③
そもそもトーク自体が母が取り繕っていた可能性もある。
母は配食があるにもかかわらず、コンビニで食事を買い物したがります。
ヘルパーさんに突っ込まれた際に(悪気なく!)
「お弁当がワンパターンで飽きるから、コンビニに好きなモノを買いに行く」
と言った可能性があります。
コンビニへ行くのはそんな殊勝な理由ではありません。
そもそも母自身が、さほど替えたいとも思っていないかもしれない。

業者変更に動けない理由④
ていうか、実家市にそんなに選択肢ありますのん!?

 

はてさて、どうしたものか。
重い腰を上げて、まずはケアマネさんと相談です。

早い話が、すごくお世話になっている先なので
不義理をしたくない気持ちが非常に強いのです。

だってはじめての恋人だから(違

まあいい。

【過去記事です。配食のあれこれ】

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