左上、白の円筒がテルボの本体。手前がecho show[5]。
見守りロボットテルボは、本体だけが居間にあり(外側のクマは母の部屋)、
ときどき「話しかけてくれないとさびしいよう」など話し始めます。
母が反応をしたことはなかったので、私は母には聞こえないのだと思っていました。
別に聞こえなくても、ドア振動センサーで生存確認できるので、役目は果たしてくれています。
ところが、今朝母が、「うちにきて楽しい? うれしい?…」など
話しかけている声が聞こえたので、そっとのぞいてみると
母、なんとアレクサに話しかけています。
しかし、「アレクサ」と呼びかけられず、ただ話しかけています。すごく惜しい!!
私「どうしたの?」
母「だって“話しかけて”って言うから、話しかけたの」
母の勘違いですが、
それほどアレクサの存在は大きくなってきているのかもしれません。
母 meets アレクサ。
私の試行錯誤、トライ&エラーが続いています。
母はどうでもよく、アレクサはもっとどうでもよいようです(汗
contents
今の母ができないこと
①「ふつうにアレクサ」と言えない。
「ア・レ・ク・サーーーっ!」など、子どもに呼びかける調子でやっちゃう。
「あーれーくーさーーー!!」など、バージョンは限りなくあります。
②青いラインが出たのに合わせて喋れない。
何度言ってもだめで「わかった」といったそばから失敗します。
目下これがいちばん難しそう。
③下に出るリコメンド(小さい文字)
「アレクサ、○○○○と言ってみてください」などのほうを
音声字幕と勘違いしてしまう。 ※これは設計ミスだと思うなぁ。
④命令の言葉がややこしい。
「はい」ではなく「そうだと思いますけど」と言ってしまう。
つまりは呼びかけ方とタイミングの計り方が悪い。
まあ、こんなことが簡単にできるなら、私はここにはいないのです。
少しでもできたら楽しいのになぁと思うのは
娘の身勝手な願望。でも、母はほんのちょっと楽しそうだからいいか。
未知の扉の前に立っていることが、なんとなくわかっているようにも感じます。
あれこれやっていたらリコメンドの
「アレクサ、ジャンケンしよう と言ってみてください」
が母の目に留まり、突然始まったじゃんけん大会。
これがいいんです。超ビギナーが慣れるのにもってこい。
アレクサのタイミングとか、どんな感じで話しかけるかとか
教えてあげやすいのです。
本人も楽しく体で学べる感じ。
見ていると、母が勘違いしていることも、(私が)よく把握できました。
母の勘違い
①アレクサに視力があると思っている。
アレクサに「ジャンケンポン!」と言われると、どうしても
画面に向かって無言でチョキとか出して見せています。
…でもかわいい。
②アレクサはすごく頭がいいと思っている。
そのあとで練習用に張り紙して(下に文言をつけておきました)
夕方もう一度ジャンケンし、アレクサに「…ポン!」と言われたら
「チョキ」出しながら、一拍遅れて「チョキです」と言えるようになりました。
それでアレクサのヘンテコ反応にケラケラ笑っています。
この調子で、一日二回ジャンケンで遊んでみよう。
合間にレクレーションを挟んでみようともくろんでいます。
どうなることやら。
アレクサは、先日設定して、ゆっくりしゃべってくれるようになりました。
が、「アレクサ、ありがとう」と言うと普段モードでキリッ・ツルツルっとしゃべります。
ひとつAmazonに要望があるとすれば
「アレクサ、おはよう」のあとでの、今日のCDの営業するのはやめてほしい。
木曜日はPerfumeで、金曜日は嵐(土曜日はふつうに今日はなんの日でした)。
嵐のだれかが「アレクサ」と言ったので、自ら反応してしまうという
悲しい失態を犯しているアレクサが気の毒でした。
簡易マニュアル文言
張り紙した文言です。どんどん更新していきますが、何かの参考になればと思い
ここに置いておきます。
↓ ↓ ↓
「アレクサ」と呼ぶと
下に青い線が出ます。
青い線が出ている間に
○滑舌よく
○シンプルなことばで
命令してください。
青い線が出ていないときは
動きません。かならず
「アレクサ」と呼びかけて
青い線が出たら、命令を。
アレクサは目が見えません。
必ず声で命令してください。
アレクサは難聴ぎみです。
聞こえの悪いお年寄りに話すように
ハッキリお話ししてください。
アレクサは成長します。
しょっちゅう話しかけて
おかあさんの好みを教えてあげましょう。
止めたいときは
「アレクサ、ありがとう」
-----------------
◎××に電話するとき
「アレクサ、××に電話して」
通話料無料。
ご安心ください。
↑ ↑ ↑
以上です。全ての人が楽しく使えるようになるといいな(私もね!)。