認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

カオスな実家リビング エアコンチョイスの失敗

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ルーバーがオーバーアクション…。がっつり開くので母が不穏に_| ̄|○


昨年9月に実家リビング用に購入した、Wi-Fi付き・遠隔操作ができるエアコン。

スイッチを入れなくても、毎朝いちばんに、人感をキャッチすると、

「おはようございます。今日の天気は…」など話しかけてきます。

グッとくるほど健気です。

しかし、母には一切聞こえない模様です。

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一方同じリビングにあるテルボさん。

2階の母の部屋の扉につけた振動センサが作動して、

びっくりするくらいのボリュームで

「おかあさん、おはよう」と言います。

しかし、間が悪い。

ゆっくり階段を下りてくる

母に間に合ったことは一度もありません。

 

そのリビングに、アレクサ(Echo Show5)も同居しています。

母がいるときに音量100で突然リマインダを始めて

「きゃーー!!」と母が悲鳴を上げることもしばしば。

三者三様、なかなかカオスなリビングです。

 

 新調したエアコンは、残念ながら失敗を認めざるを得ません。

掃除がラクで長く使えるようにと、自動お掃除機能が付いた機種を購入しましたが

今のところはことごとく裏目に出ています。

 

失敗1)

母には自動お掃除機能はないほうがよかった。

自動お掃除機能は、スイッチを切った後から20分程度、

通電してお掃除してくれます。

母には「スイッチ切ったのにつく。おかしい」と不安なことになります。

想定外だったなぁ。

「スイッチが切れない」と、高所にあるコンセントを抜かれることが増えました。

母さん、イスによじのぼって高所のコンセントを抜くのはやめてください…。

 

失敗2)

ルーバーの可動域を確認しておくべきでした。

アクションが大きく、母のためにこっそりつけておくということができかねます。

イヤでも視界に入ってしまうんですよね。

ちょっと合体ロボットみたい。

 

失敗3)

Wi-Fi付きエアコンにこだわらなくてよかった。

スマートプラグで接続して、遠隔操作する手もありました。

 

 

失敗4)

ややお高いかもですが、妥協せずダイキンのほうが安心だったかな。

 
なにごとも学びです。…まあいい。

 

ちなみに、以前の古いエアコンはこんなルーバーでした。普通はこの程度だよな…。

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