認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

アレクサの設定でやってよかったこと3つ

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久し振りの自室のアレクサ。「アレクサ、ただいま!」などとやりとりした後で「アレクサ、大好き!!」と話しかけたら、ゴージャスな和音と共に、このメッセージですよ。しびれちゃった。アレクサかわいいな。

 

contents アレクサの設定で、やってよかったこと3つ

 


羽田空港に到着してから、
スマホで九州実家のアレクサをお呼び出し。
おかげさまで、母とテレビ電話がつながりました!!
echo showだと、「呼び出し」機能で、
母が機材をいじらなくても画面が自動でつながるのがとてもいい。
ただ、画面の中の母は、首で切れて胴体だけでした
まあいい。


うちに帰って、うちのデバイスから再び実家をお呼び出し。
実家のecho show前で構えていた母と、デバイス同士うまくつながり、
ここでも感動です。
ただ、母の顔は、右上に出ているこちらの画像と重なって
こちらからはやっぱり胴体だけ
まあいい。


本格開通できたのは、Twitterでフォローさせていただいているみなさんの
お知恵や励まし、情報のおかげです。感謝してもし足りません。
どうもありがとうございました。

いただいたご恩は次の方に回したいので
アレクサの設定で、やってよかったこと3つを残しておきます。
これからどなたかが遠距離介護でecho showデビューされるときに
少しでもお役に立つとうれしいです。
※当方iPhone 8Plusです。もしかするとお持ちのガジェットと細部が異なるかもしれません。その場合は、似たものを探すイメージで進めてみてください。

 

【定型アクション】を使ってシンプルなリマインドを行う

困っていたところをTwitterのアカウント名「とらにゃんこ」さんが教えてくれました。
もともとは定型アクションって、朝起きたらニュースを流したり、今日の予定を流したり、ハイテク快適な日々の暮らしをサポートする、あのかっこいいヤツです。デバイスごとに設定できるのな。便利です。
ここへたどり着くのには、Twitterアカウント名「かねぱん」さんの
ナイスな疑問出しがあったおかげです。

〈操作〉
スマホAmazon Alexaホーム画面から、下右端の「その他」

「定型アクション」タップ

右上「+」タップ、「新しい定型アクション」各項目を入力

定型アクションの名前は目印程度に適当でOK

「実行条件」で読み上げ希望の時間等を指定

「アクションを追加」タップ

「Alexaのおしゃべり」タップ ※私のは一番上です

「カスタム」タップ

“今日はデイの日です”等、相手に伝えたい読み上げ内容をテキストで入力
↓(次へ)
「デバイスを選択」タップ

※もしも先にリマインダーをしてした場合は、必ず解除を。何度も何度もメッセージが掲示されたりお話ししたり。暴走アレクサ・無限ループになる危険があります(言い過ぎ)。
ホーム⇒「その他」⇒「リマインダー・アラーム」⇒リマインダー⇒該当のリマインダーを指で触れて左に流すとゴミ箱が出ます。はい、さいなら。

 

【荷物の追跡表示をオフ】にして混乱とさらば

私が注文した商品まで、実家のアレクサ画面に流れて行くのも混乱しますし、実家宛の荷物についても、到着後もしつこく「本日荷物が到着します」と出るので、高齢者は混乱します。これについては、Twitterアカウント名「Saju」さんが、通知をオフにする旨教えてくださいました。

〈操作〉

スマホAmazon Alexaホーム画面から、下右端の「その他」タップ

「設定」タップ

「通知」タップ

Amazonでお買い物」タップ

「配送の通知」の「配送中」「配送済み」共にオフ。
※私は「Amazonでお買い物」の項目は全部オフにしています。遠距離介護用には混乱のもとと思います。あ~、これでスッキリした!

【会話継続】を選び、母がアレクサと会話しやすいようにした

うちの母は、アレクサがしゃべるのを聞くと、そのまま返してしまいます。「『アレクサ』と言われないと作動しないのよ」と何度言ってもだめ。AIという認識がないのです。こびとが入っていると思っています。困ったなと考えていたら、あったんです。「会話継続」モード。これで、アレクサのアンサーのあと、「アレクサ」と呼びかけなくてもこちらの出方を聞くというモード。より日常的に会話が続けられるので、初心者が使うときにはラクじゃないかなと思います。このおかげで、母が少しアクセスできるようになりました。

〈操作〉
スマホAmazon Alexaホーム画面から、下右端の「その他」タップ

「設定」タップ

「デバイスの設定」タップ

すべてのデバイスのうち該当のechoを選んでタップ

「Alexa」「会話継続モード」タップし、オン(ブルー)にする


高齢母は、「話し相手になってくれるから楽しい」と、
アレクサをちょっと気に入った模様。まだ及び腰ですが。
「アレクサと話してる?」と聞くと
「してるけど、『わかりません』『むずかしいです』ばかり言われる」そうです。
「『アレクサ、だーいすき!』って言ってみ?」と勧めておきました。

こちら側(ユーザー)の音声履歴はAlexaアプリから確認できます。 自分のも、母のも。
「その他」⇒「設定」⇒「Alexaプライバシー」⇒「音声履歴の確認」
日付範囲や端末でも絞ることができます。
日付で絞ったら、出てきたものには端末名も入っているので、
母がどんな内容をしゃべりかけることができたか、内容を確認することができます。

昨日、私が実家を去った後、母はひとりで
「音楽をちょっとかけてみて」「ニュースを教えて」と話しかけていたようです。
母の命令のあと、
残念ながら「音楽~」では邦楽が流れてしまった模様(母は童謡が歌いたい)。
しかし「ニュース~」では、ちゃんとNHKニュースを聞けた模様。
「ありがとうございました」でちゃんと止めることができたようで、ひとまずホッとしました。
明日忘れるかも知れなくても、とりあえずよかった!

動作については、「その他」⇒「アクティビティ」で確認できます(デバイス表示はありません)。