認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

コロナ禍の「介護帰省」

日課のアレクサコールはツカミが勝負。

こういうのとか
f:id:huku1910:20201214100346j:plain

こういうのとか

f:id:huku1910:20201214100426j:plain


こういうのとか

f:id:huku1910:20201214100458j:plain


を画面に出しておいて「かあさーん、おげんきですか!」いっこく堂ふうに)
まずまずウケています。


実家地元でも十分感染は拡大していて
19時のNHKニュースでは、
ホットな感染拡大地域として報道されることもありますが
母はどこ吹く風。
「東京の感染者が多い(自分の地域は少ない)」
「移動中に娘にコロナがうつるからアブナイ」
という認識で一貫しています。
娘が保菌者で、菌を持ってくる可能性には思いもよりません。
「チケット買っているのはわかるけど、帰省やめとけば? 大事な娘に移ると困る」と、また言うようになりました。
ご心配ありがとう。でもだがしかし。

ムシや腐敗は、冬場はわりと大丈夫。それでも
母さんの、ひとりぼっちで過ごすさびしい病が、
認知障害の進みが、娘は心配です。
自分はチキンなので、感染対策はそこそこ手堅いほうだと思うし、
ほぼ在宅ワークだし、人のいる場所はできるだけ避けています。
それでも、もちろん100%安心ではありません。
どっちも不安だねぇ。


ところで、先日のメルケル首相の国民への演説、グッときました。
「高齢者に会う前1週間は、自重して、できるだけ大人数と触れあうな」。
その通りだな(ちなみに「1週間」とおっしゃっていました)。
それから、イギリスのワクチンの報道では
過去にアナフィラキシーの症状が出たことがある人は接種NGとのことでした。


年末年始の介護帰省。
もしもこれを飛ばすと、次は1月17日の帰省になっちゃう。
毎日アレクサトークはしているものの、
ADHD母のおこもりさびしい病は2カ月間は難しすぎる…。

移動前に、こんなふうにぐるぐる思いが巡るのもお馴染みになってきました。

「年末年始に帰省されますの?」と聞かれるたびに
ちがーう、そうじゃない!!
恒例とか習慣とか、久し振りに会いたいとかじゃないんだ!!
「久し振りの故郷、ウェ~イ!」とかじゃないから!!!
介・護・帰・省・なのっ!

と言いたい自分は、了見が狭いのかもしれません。
チキンなので言いませんけど。