証拠写真…_| ̄|○
実家に帰省してからのルーティンは、
「ただいま帰りました!」のあと、
自分の動線に沿ってパパッと掃除していくことです。
まず手を洗う・うがいをするなら、そのあと洗面所のボウルを磨いて
排水溝のゴミを取って流れをスムーズに。洗面台をささっと拭きます。
次にトイレなら、いったんトイレ掃除をしたあとで自分の用を足す…。
そのあとでキッチン、ヤッホー……。
帰省いちばん、いつものルーティンにかかろうとしたところで
目をみはりました。
排水溝や細部掃除用の、使用済み・古歯ブラシを入れていた瓶が
しれっと母の歯ブラシ横に置いてあるではありませんか!
なぜここにある!?
いつもは洗面台の下の物入れの掃除用具を置いてある場所の奥のほうに
母の目に触れないように置いているものです。
私が掃除するときにだけ取り出して使い、戻していました。
「母さん、なんで排水溝掃除用の古歯ブラシがこんなところにあるの!?」
母「私の歯ブラシを勝手に捨てないでよっ!!」
…来やがったな、ギャオス。
「よく覚えておいででしたね。
確かにこれは母さんが何年も前に使っていたものだし、あとお客さんが使ったものだし、
ミドリなんて父さんが使ったものですよ。30年前に。
しかも全部排水溝を掃除したものです。こんなところに並べて使わないでください」
「私のなんだからフクが勝手に捨てないでっ!!」
ええい。めんどうだ。
「これはもう何度も排水溝ドロドロのところを掃除したものなんです、母さん。
もったいないから何度も使っているの。お願いだから掃除用具置き場から引っ張りださないで」
と言っても、たぶん1割も母に伝わらないと思います。わかっています。
母がなんかの表紙で見つけられるところに置いた私が悪かった。
おそらく髪を染める道具をガサゴソしていて見つけてしまったんでしょう。
瓶がキラキラしてきれいに見えるのも敗因かもしれません。
それにしても…
掃除に使用済みの古歯ブラシやん…_| ̄|○
やりきれなさともに
再び用具置き場の深く深く隠し直し、ルーティンに戻るのでありました。
「排水用古歯ブラシ」「汚いよ」「汚染済み」のラベルも必要だな。
本当は、母の歯ブラシの色を変えないのがいちばんいいのはわかっているのですが、同じものが探せなかったんです。まとめて何本も買っておけばいいのかしら。その手でいくか。
私の歯ブラシも、実家ではいつも隠して収納です。目につくところにあると、母は自分の歯ブラシだと思って、私のをパクッとくわえてしまいます。母さん、おれの歯周病、うつるで…。