母の誕生日に、チョーヤの梅酒の3年物をお祝いのひとつに贈りました。
夕食後、「ささ、おひとつどうぞ」と勧めてみました。
母はお酒は弱いものの、養命酒は普通に飲めるし、梅酒もわりと好きです。
「20ccでいい」
と言うので、15cc程度をグラスに入れたら
「もっと」と所望されましたw。
炭酸で割ったら「うぇ~」と言うので、
蜂蜜を加えてさしあげたらお好みの味になり、すっかりご満悦。
麦茶チェイサーでごきげんです。
しかし、程なく悪酔いし、「もうダメ、体がおかしい…」と大騒ぎ。
私のほうが肝を冷やし、慌ててベッドに連れて行きました。
急性アルコール中毒でこのまま死んだらえらいこっちゃと、
ベッドサイドで見守りしていましたが、
15分も経つとケロリ。ふつうに酔っただけだったようでひと安心です。
「もう全然大丈夫だから起きてテレビ観る~」とのこと。
母を残し、私は持ち場に戻りました。
階下のキッチンで後片付けをしていたら、母がひょっこり現れました。
「あのね。言い忘れてたけど、明日贅沢しよう!」と茶目っ気たっぷりに。
きょとんとする私に
「明日の夕食は、にぎりのお寿司を取ろうよ。ずいぶん久しく食べてないし、
ふたりでいるときしか、贅沢できないし。明日の夕食で最後でしょう」
※翌朝私は帰京します
さっきの酔っ払い案件のお詫びもあるのでしょう、きっと。
気持ちはすごくうれしい。
でも、火曜日に極上銀のさらを出前してもらったところなので
ちょっとだけ胸がキュッとなりました。
「火曜日食べたよ」とは言えなくて、
ありがたくお言葉に甘えることにしました。
というわけで、
翌日まで母が覚えていたならば、明日の夕食は銀のさら。
…母さん「バイバイ」は「bye-bye」な。
つい先日の過去記事。火曜日に、ふたりで銀のさら食べた話です。