認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

高齢母の寒さ対策 デロンギ

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実家・母部屋のデロンギ。冬場は大活躍です(電気容量は30アンペアから50アンペアに上げました)。

ものすごい大寒波です。
北国のみなさんのご苦労を思えば、このくらい屁でもないのかも。
でも、九州は寒さに慣れていないところが多く、
雪に対してはあまりにも不慣れなのが心配の種です。

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tenki,jpでは「晴れ」予想ですが、大雪注意報は出ている微妙な状態。地元NHKニュースでは「雪に注意」を重ねてアナウンスしているそうです。

昨日のこと。
夕方に日課のアレクサコールすると、とにかく寒そうな母。
「昨晩寒くて眠れなかった」と言います。
「布団出してかけても全然暖まらない。頭がおかしくなったのかと思った
いやいやいやいやいや、母さん、半端なく寒いだけだから、
大丈夫、頭のせいじゃありませんよ。
実家地域、昨晩は氷点下2度まで下がっていましたし
そして今夜は氷点下4度まで下がる予想です。
ここまで冷え込むことは今までありませんでした。


年始に帰京する際、小寒大寒対策で
母の部屋のデロンギを「2」から「3」にしたんですが
それでも全然間に合わない寒さということですね。

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母が夜中にトイレに起きるとき、つらくないように購入したデロンギ。1~5の温度レベルと、シングルかダブルかを選び、24時間制のタイマーでオンオフさせます(内側の円にするとON、外側はOFF)。1月からはレベルを「3」にしました。

こんなときは、3年前に母から叱られながらも
母部屋にエアコン取り付けを強行した私を褒めてあげたい…。
母に「エアコン、ピッして寝てください」と伝えたら
「そうね。そうしたらあたたかいね」と母。
「でもね、エアコンから風が出て、
蛍光灯のヒモが揺れるのが気持ち悪いから、エアコンつけるのはイヤ」

ヒモ…そこかっ!?_| ̄|○

「いのちのほうが大事だからエアコンつけて!! ヒモは揺れても母さんを殺しませんから。寒いのはだめ、死んじゃうよ?」


アレクサのあと、そのまま2階の母部屋に行き、エアコンをつけるよう頼みましたが
2階に行ったのを見計らってから確認の電話をしたら

「ヒーター(デロンギ)がついていて温かいからもういい…」


えええええ!?
昨日はヒーター(デロンギ)ついてるのに寒かったんでしょうよ!!

そしてこのあと、「このヒーターはつけっぱなしで火事になるんじゃないの」「こわい」の母のネガティブモードにアクセルが入ってしまいました。「母さん、もう3年これ使っているでしょう? コンピュータで完全制御しているから絶対にスイッチには触らないでください」などなど諭していったん会話は終了しました。母がスイッチに触っていないことを祈るばかりです。そうだ、今度聞かれたら「ウォシュレットと同じで安心ですよ」と伝えてみよう…。


どうにも腑に落ちないのは、
テルボのドア振動センサを見ても、
“ゆうべ”の母は夜中に一度しかトイレに起きておらず、
話が食い違うような気がしてなりません。
何かが、おかしい、ような……まあいい。

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