認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

8:2で可愛くないと感じる日

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ニンジン多めの朝食です。全体的にオレンジ。土曜日1日でニンジン1本 消費いたしました。ニンジンしりしりーと、ニンジンすりおろしスープで消費かな。


帰省日金曜日に、できるだけ「帰りました~」の挨拶をして
ご近所さんにアッピール。それに応えてくださって、
土曜日、朝一にご近所さんから
「垣根の剪定の続き、やりましょう。今日の午後とかどう?」とありがたいお誘い。
もちろん! 地の果てまでもついて行きます。
お向かいさんからはショートメールが入り、
車庫料金を集金に行きました。ノルマが先に済むと気がラクで助かります。

 

午後1時からスタートした垣根の剪定。
テーマは、「お隣さんの迷惑にならないように剪定すること」です。

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左側がお隣敷地。フェンス越しに、奧のほうがまだ飛び出してるな…(汗
介護帰省を始めるまではこういう樹木の越境などにもとんと無頓着でした。おそらく母は長年無頓着…(大汗

こちらの敷地から剪定するので、なにかと大変ですが、
ご近所さんがガツガツやってくださって、私はおんぶに抱っこでした。
見て学べたので、次はひとりでできそう。
剪定は、2時間半くらいやってくださって解散。私はさらにそれから2時間、片付けていました。

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格闘していたのが、このトゲトゲの木。トゲがかたくて鋭くて。地面に置いてある枝を踏むと、安いサンダルだと軽く踏み抜いてしまい、驚きました。園芸用のグローブも簡単に破ってきます。「もうやーめた!」にしたかったです。調べたら「ナワシログミ」じゃないでしょうか。違うかな。ゴミ収集の袋越しに人を傷つけないように、気の遠くなるような細かい裁断をしておりました。大丈夫だと思うんだけど。

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剪定ゴミは70リットルに4袋(木枝ゴミ回収は無料)。

 

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もう少し残っていますが、あとはゆっくり自分でできる範囲かな。右側の垣根、上にぴょこぴょこして、下が詰まっているのが、今後の作業部分です(パノラマ撮影で広く見えてます)。

 

用意しておいたビール6本を、お礼として母に持って行ってもらいました。
作業中一度も母が顔を見せなかったので、それもご近所さんに申し訳なかったので。

しばらくしたら、私が格闘中の庭に、ご近所さんが再訪。
ご近所さん手作りの竹とんぼと革のパスケースをいただきました(革製品も手作り)。
どんだけ器用なんだ、ご近所さん!!!

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この竹とんぼがすごくよく飛びます。
夜、母と部屋の中で遊ぼうとしたら、
母が全然飛ばせなくて、思わず「わ、下手くそ!」と口を突いてしました。
また、いつもは聞こえない母、なぜかこれに限ってバッチリ聞き取りまして。
「明日、近所の公園で、広いところで勝負よっ!」と、
母の闘争心に火を点けてしまいました。

なんでやねん。
いらんこと言うんじゃなかった…。

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夜見たら、剪定ばさみのマメができていました(第一関節上にうっすら)。
母が「可哀想♡」と言うので
「同情するなら金をくれ!」と言うときました。
速攻で「私のほうが欲しいわっ!」とドヤされました。

今日は8:2で、「可愛くない」と感じる時間のほうが多かったです。
_| ̄|○

まあいい。

 

子どもの頃に父に作ってもらった竹とんぼのことを思い出しました。
フォルムがとても美しかったこと。よく飛びました。