認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

出がけの作話砲

月曜日、ゴミ出し後に帰途に就きました。

 
空港のレストランで、お昼ご飯の「天ぷらうどんと鶏めし定食」。開放感。

 

さかのぼって出発前、実家での朝食時のこと。
母がおもむろに
「フク、あーた、帰る前に、お隣に挨拶して行きなさい」
「母さん、お隣さんにはいつもメールでちゃんとご挨拶しているから
あらためてはお伺いはしませんよ。
そんなことより、
母さんはお隣にものを持って行くのはやめてくださいね」
「わかってるわよ💢」
わかってたのか!!😲

民生委員さんもご近所さんも、
みなさんショートメールでやりとりできるのでありがたいんですよね。
出がけはいつもメールだけでさっくりご挨拶…。

 

と、思ったら、今度は作話です。
「今日は9時頃、お向かいさんが駅まで送ってくれるんでしょ?
ありがたいわね」
「いいえ、いつも通りバスで行きますよ」
「だって車で送ってくれるって言ってたのに。
素直に甘えたらいいじゃないの」
「母さんは何か勘違いしちゃったんですね。
バスで行きますよ。いつも通りです」

 

それにしても突然、唐突な作話砲でした。
びっくり。😲😲😲

 

母なりに、ご近所との関わりが
気になってたまらないのだということは
よくわかりました。
そうか、そうか。まあいい。

 

いつものように、母がバス停まで見送りにきてくれました。実は明後日に母のイベントがあり、娘帰京の感傷などはほぼありません。たぶん、かなりせいせいしている風です(お顔がやや険しい)。お互い様だし、元気な証拠。オケー。

 

今日はもやっていて、大阪の百舌鳥古墳群仁徳天皇陵(大山古墳)もモワンとしていました。でもカッケーなぁ。

帰京して、ルーティンの夕方Alexa呼びかけです。おかげさまですっかり修復されたAlexa。つながった実家リビングではメイちゃんがひとり、虚空を見つめているのでした。おつかれさん。
ちなみに、夕方呼びかけた頃には、私が朝まで実家にいたことは、すっかり忘れていると見えます。
さあ、またしばらくおひとりさまを満喫してちょうだい!