認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

6月帰省時の生け垣剪定と、母のちょっといい話

先日、6月の介護帰省時は
お向かいさんが声をかけてくださって
垣根の剪定をしてくださいました。

 

電動の生け垣バリカンでブイーーンンとやってくださって
私がそれをどんどん片付けて行きます。

本当は「どんどん」なんてほど遠く
道路に面した剪定ゴミだけ取り急ぎすぐに片付けて
敷地内は自分の体調と相談しながらゆっくりやっています。

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地面が見えた。ヤッター!

暑いし、あちらこちらと量が多いし、あなどれません。
剪定ゴミだけでこの量です。


70リットル袋で5つ、途中切らしてしまい45リットルで5つ。

途中何度もゴミ袋に自分が入って集めた葉を踏み固め、
固めたらまた集めて入れて、上から自分が入って…の繰り返しです。

 

思えば
遠距離介護をし始めた当初の2015年頃、
うちの生け垣は
ヘリグロテントウミノハムシに食い荒らされて
残った葉はみな白く、スッカスカの見苦しさ。
目も当てられないほどでした。
母はまったく気にしていないふう。


それを定期で介護帰省するようになったら
お向かいさんが私に声をかけてくださるようになり
1年に2~3回消毒して、1、2回剪定してという作業を
お向かいさん主導でしてくださっています。
私は本当にただのアシスタントです。

毎年ご近所さんにお声がけいただけるようになって少しずつ少しずつ
きれいな生け垣になってきたのがたいへんうれしく。


とはいえ、
ご近所夫さんはお上手とはいえ
たいへんな作業量です。
「もう本当にいつもありがとうございます。
おかげで見違える生け垣になりました」
と作業しながら伝えたら
「お母さんには私の母のことでもとてもお世話になっていて
足を向けては寝られんから」
とおっしゃいました。

【このことです。母のいい話。過去記事】

「って、ご近所夫さんがしみじみおっしゃっていましたよ」
と、夕食時に母に話したら
「へえ~! そう~! そんなことが。
なーんにも覚えてないなw」

まあいい。全然いい。


剪定前の5月の垣根。
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剪定後6月の生け垣。

新芽を切っちゃうので古い垣根に見えないこともありませんが、1カ月も経てばわさわさです。

ご近所夫さんに教えていただき、玄関先のマキの木に実が付いているのを発見。カワイイ。

剪定ゴミをまとめるときは袋の厚さが勝負です
…と、ご近所さんに教えてもらいました。
切れたときは密林ですぐに手配しました。


生け垣用のバリカン、実は今回はじめて触らせていただいて
私もちょっとだけ動かしてみました。気持ちいい!
自分で購入するなら、リョービ(現在は京セラ)か敬愛するマキタか…。
カッコイイなぁ…。←工具好きです。


でも、でも、
ここは毎年ご近所さんにお世話になるほうが
いいような気がするぞ、なんとなく。