認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

緊急医療情報キット、準備完了

帰省初日に民生委員さんのお宅を訪ね、ご挨拶に。
このひと月間の母は、元気で明るく過ごしており、
ご近所への問題行動はなかったと伺い、ほっとしました。

民生委員さんがお気づきになったことで、
「おおっ、そうか、そうなのか!?」となった母のこと。
民生委員さんいわく
「お母さんは、問題行動はいつも4月、5月に起こしていて
それ以外はほぼほぼおだやかに過ごしていらっしゃる。
ということは、4月、5月がカギなのよ。
ほら年度はじめだし、いろいろ活動してきた中で
今までご自身がいちばん張りきるシーズンだからじゃないかしら。
そうとわかればこちらも、4月5月はしっかり構えておけばいいわけだから大丈夫」
思わず納得の、鋭い考察だと思いました。
季節と系統立てて考えたことはありませんでした。
言い換えれば、春先は多動がひどくなる説!?
検証しましょう。
「しっかり構えて」というのは、ご近所への根回しだそう。
いつもよくしていただいているご近所さんにも(民生委員さんも仲良し)
「お宅がいちばん近いんだから、ちゃんと見ててよ」とプレッシャーかけるそうです。
「大丈夫」と答えてくださるのもありがたい。

 

そんな民生委員さんから今回仰せつかったのは、
独居高齢者に玄関先へ置くようにお願いしている
「緊急医療情報キット」の詳細を書き足して仕上げてほしいとのことでした。
母は「私は病気をしないからこれはいらないわよ」の一点張りだそうで。
本人の意向を尊重してそれ以上は押さず、私の帰りを待っていたとのこと。

「協力者」にはご近所さんのお名前が!! ありがとうございます。

記入したものをまるめて「キット」に入れて玄関先に置きました。
まあ、母が記入できないことばかりでした(汗
仕上げましたが、できれば永久に使わなくていいことを祈ります。

ちなみに、緊急医療キットは、本来は冷蔵庫に入れるものだそうです。
実家界隈では玄関先と決めているらしくよかったです。
だってうちの場合は、冷蔵庫に入ったが最後、二度と見つからないものになります(汗

ただ、冷蔵庫扉にはキットと同じ内容が大きく書いて貼ってあります。

 

さて、母の4回目の新型コロナワクチン接種券がみあたらないので
市の担当窓口に問い合わせたら
「3回目接種日から計算し、5カ月経つ順に送付している」と回答が。
母さん、濡れ衣着せてごめんよ。
母分は8月の送付だそうで、次回帰省時のタスクとなるよう調整します。

 

水曜日に、実家ポストに
「医療限度額・標準負担額減額認定証」が届いたのを見ました。
7月下旬はそんなシーズンです。
え、ということは、国保ノ保険証ハマダデスカ?
母は「そんなの来てない」の一点張り。
私の妖怪アンテナがスッと立ちましたので
こちらも市役所窓口に問い合わせすると
「ちょうど今日、受取人不在で書留が戻ってきたところです」。
お手数をおかけして恐縮ですが、再配達を依頼。
私がここにいる間にきちんと受け取るようにします。

あれれ? 気がつけば今回、役所にも保健所にも出向かずにいい!?
ラッキー!!

 

ところで今回のご挨拶品は、みなさん同じものにしました。
宮島(広島県)のもみじまんじゅうの老舗のやまだ屋さんから
季節限定商品「餅ずんだ」の案内メールが届き
「今回は絶対これ!!」で選びました。あまりにおいしそうで。
もちろん、母にも。母、喜ぶまいことか。
もちもちの生地と、さわやかな甘みのずんだ(枝豆あん)の相性が最高でした。夏っぽくてすてき。

 

そして水曜日に差し上げた「餅ずんだ」が、木曜日にももになって帰ってきました😊

やまだ屋オンラインショップ

 

宮島、行きたいっ。

夕方はリモート打合せ。
3時になってから母にメモを書いて説明スタート。
扉にも貼っておき、無事に珍事件を起こすことなく遂行できました。

壁紙がシミだらけで失礼します!