認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

母はめっちゃきっつい人!?

今回も、お世話になっているご近所さんやお隣さん、
民生委員さんにご挨拶できました。

そこで民生委員さんから伺いました。
「お母さんが、自治会長にビールを持って挨拶にいらっしゃったそうですよ」

【このことです。過去記事】

 本当に行けているのか、「ビール」を選べたのかどうか謎でしたが
ちゃんと行けた模様です。
自治会長さんが、民生委員さんに
母が「穏やかでびっくりした」とおっしゃったのだそうです。

へ?

言外が全く読めず、きょとんとして話を伺っておりましたら、
母となが~いおつきあいの民生委員さんが教えてくださいました。
母が地域でボランティアの責任者をやっていた現役時代には
自治会長さんとも喧々ガクガクで噛みつくこともあったそうで
自治会長さんは母を
「めっちゃきっつい人」と認識されていたようですw。
なんかもういろいろすみませーん!!

まあ、娘の私から見ても、母は、なかなかキツい人でした(本当は今も)。
私から見ると可愛いことも多いですが、瞬間「ギャオス」(怪獣)に転じます。
そしていつ何時でも喧嘩っぱやい。
売られたと感じたら、脊椎反射でめっちゃ高く買うてはる…。
正義感とプライドで、あとさき考えず相手に詰め寄ります。
地域で活動しているときも、
相手に頭ごなしにガンと言っちゃうタイプで、全く空気読めません。読みません。
ていうか、読もうとしたことがあるのか!?
むしろ「私こそが空気」の圧を感じます。
バイタリティはめっちゃあって、キャタピラ的にごーーーーっと動かしていくタイプ。
まじめに近くにいたら相当しんどいと思われ。

それがですね。
「ビールいただいたからってわけじゃ決してなくて
別人みたいにやわらかいと感じたのよ」だそうです。
母さん、どんだけキツかってん!w

 

民生委員さんも、「お母さんは今月もおだやかだったわ~」
とおっしゃるのでまあよしとしましょうか。
「私、自治会長さんにご挨拶に行ったほうがいいでしょうか?」
と伺うと、「その必要はまったくないです、大丈夫」とのこと。従います。
近々お目にかかるような気もするのですが…まあいい。

 

帰省してきたら、冷蔵庫に10本ほどにんじんがあったので、
「目指せ、1食1本」を掲げて絶賛消費中です。
締めは本日のにんじんケーキ!(あと1本になりました!)
にんじんすりおろしてホットケーキミックスと混ぜて、卵&牛乳&少しの油。
これを炊飯器で炊き上げます。
母に好評でした。
「私が炊飯器で作ったにんじんケーキです」と母に言うと
「作ったの!? すごーい! 上手!!」と感激してくれます。
すぐ忘れて同じことを聞かれるので、何度も説明して
何度も讃えてもらいました。うふふ。

 

スマホで「にんじん」「大量消費」と検索すればいろいろ出てきます。
情報社会に生きられる恩恵をしみじみ感じて生きています。
だって、苦手な私でもふつうに料理できる!!
クックパッド」「クラシル」「ナディア」「デリッシュキッチン」そして「Twitter」…私のそばにいつもいてくれてありがとう。

千切りアレンジいろいろ。毎回赤い食卓です。1枚目:スライサーで千切りしただけ 2枚目:にんじんしりしりー 3枚目:にんじんラペ 4枚目:中に入れる干しぶどうの種類を替えてまたもやにんじんラペ。