認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

ご近所関連、今回は異状なし

さて、帰省2日目に、マストのご挨拶を済ませました。
この日は民生委員さんとお隣さん。
どちらもショートメールでアポを取り付けてから
お目にかかります。
※先月、これを見ていた兄が、「ご近所なのに面倒なんだな」と。
  互いに段取りがあるんです。急じゃないほうがいいに決まってる…。

民生委員さんは、用意してきたメモを見ながら(←ホラ、段取りが生きるべw)
「今回は問題はなにもなく、大丈夫でしたよ」。
ホッとしました。
防犯カメラをつけようとしていることを報告し、
「とくに泥棒など、不審者侵入を恐れるようになって
ひどく怖がります」と話すと
「以前よりも恐怖心がお強くなられたみたいですよねえ」と民生委員さん。
そういえば最近はありがたいことに、
母の一側(いっそく)ろうを理解してくださるようになり、
母を脅かさないように、左側に回って話すなど、気遣ってくださいます。
「突然後ろから触らないようにしているの」ともおっしゃって、ありがたいです。
先月起こしたご近所問題についても、
「最近は落ち着いていて大丈夫。
隣家の奥さんも静かです。あちらのタイミングとかもいろいろあるんでしょう」
ご挨拶の品を渡したら、いろいろいただいてしまいました。

隣家にもご挨拶すると、こちらも
「今回は大丈夫でした」とにこやかな妻さん。
何よりです。私の妖怪アンテナも立ちません。
同様に、防犯カメラを設置する旨を伝え、
「ひどく恐怖心が強いので、母の安心感のためにも」とお伝えすると、
“恐怖心が強い”のところで、少し驚いた眼をされました。
そうか。そこはお伝えできていなかったのかもしれません。
介護者が周りの方に、被介護者の情報を出しておくのは大事だと、
ちょっと反省です。

と同時に、プライバシーとか、母の尊厳を守ること、
また防犯的な見地からも、誰に母の状況を伝えるのかは、
難しい問題だとも感じます。
みなさんの良心とご厚意にゆだねさせていただくという状況です。
だから今月もせっせと私は種をまきます…。

そして隣家からもおいしいものをいただきました。お返しのお気遣いをさせるのが申し訳なくてですね…。

車庫を使ってくださっているお向かいさん。
今月は集金がなく、ご挨拶は控えていました。
それでも可愛らしいお孫ちゃんがいるので、
彼女に渡せる機会があればと、キティちゃんのお味噌汁をひとつだけ用意していました。

もとキティラーの血が騒ぐかわいさです(画像は不室屋さんのオンラインショップで拝借。私もこちらで購入しました。

と、先方がお越しになって、
「お母様が孫にいつもくださるから」と品物をいただきました。
母、北海道展の収穫物wをお孫さんにお裾分けしていたそうです。
「バスでお出かけになるんですもの、本当にお元気ですよね」
…なんかすみませ~~ん(恥

いただきました。山形屋の味海苔缶とアップルミントティー。母、大喜びです。よかったね。

というわけで、キティちゃんお味噌汁(ひとつだけ!)渡せました。
上手な作り方を口伝させていただいて。
うまくいくといいな。

お孫ちゃんは母を認識していて、母を認めると
「○○さーん!!」とご挨拶してくださるそうです(お向かいさん談)。