認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

実家に届いたユリテロ

日課Alexa呼びかけ。

「そういえばなにか荷物が来てたけど?」と母。
午前中到着の荷物を覚えてた! 
ものすごく素晴らしいことです。
「すごく軽いものだから、持ってきて一緒に開封の儀をしましょう」
と誘い、持ってきてもらいました。
母宛の荷物ですが、どうやら私の仕事部屋に放り込んだ模様です。

もはや、宛名がどうなっているかとかはわからなくて
「とりあえず、フクの名がある荷物は娘部屋に入れておけ」
になっているのかもしれません。
まあいい。

ヒモがけしていたので
「開けるものもいる」ジェスチャーでもう一度消え
菜切り包丁を手にして現れた母がナマハゲぽくてシュールでした。


荷物あけるの、楽しいよね。

今回の一押しは、私的にはこちらです。
越後製菓の「チーズもち」
「きなこもち」のチーズ版で、パフパフの軽い食感です。
高齢者大喜び。個別包装なのもよき。

どうぞお見知りおきを。

それから無印良品の「栗マショマロ」も
かなりの高得点をたたき出せるはず……。


「ね、持つべきものは娘ですよ」
と念を押したらウケました。

よそ様に言う娘へのグチが少なくなったらいいなぁ。

「明日から9月です。カレンダーをめくってくださいな」
のリマインダーを伝えました。

8月もお疲れ様でした。
またひと月、母さんが楽しい9月を過ごせますように。

と。夜7時にまた母から電話。

Alexaをつなぐと
「なんかまたいっぱい来たよ!!」と母。
「ああ、クリームキャラメルですね。食べてね」と言ったら
「違うよ!! なんかいっぱい来てるのよ」
見せてくれました。


先ほどから2時間後。なぜか服が違う母。

忘れてた、冷凍ユリ球根です。
「うああああ、それは食べないで!!!」

【過去記事です。私の帰省も通り過ぎ、今頃着いちゃった!!(T^T)】

明日、できれば庭に植えてほしい旨伝えましたが
どこまで伝わったことやら。
母が一人で作業するのも気の毒だし、
冷凍ものはすぐ植えたほうがいいらしいし、困りました。
これから到着日が不透明な苗木の送付は控えようと反省。
母は母で、「この箱は明日までどこに置けばいいのか」
を繰り返しておりました。

混乱させて、ごめんよ、母さん!!

もうなんでもいい。
なるようになったことを静かに受け入れましょう。